FM802 BIG10 SPECIAL~OSAKAN HOT 100
数年前にヒットしたプリティ・メイズの「プリーズ・ドント・リーヴ・ミー」(確か、日本では浜田省吾がカバーしていた)が聞きたくて、その曲が入っているオムニバスを探していたら、このアルバムを見つけました。
プリーズ・ドント・リーヴ・ミーはアコースティックバージョンで、他の曲もメイヤの「オール・バウト・ザ・マネー」やジャネット・ケイの「ラヴィン・ユー」など女性アーチストが多く、全体として優しい曲が多いで気に入っています。
パンデモニアム
プリティメイズの音楽を聴いたのは殆どこれが初めて。何故かというと最近は低迷している過去の栄光のみのバンドだと思っていたから。今作は何となく購入してみたのだけれど、予想を遙かに上回る質の高い楽曲の数々には驚かされた。帯に書いてあるように、まさに北欧の美しいメロディーとタフなヘヴィ・メタルの共演だ!特にヘヴィな楽曲の数々が本当に良い出来で、胸が熱くなってくる!イントロで瞬殺必至で、勢いで押しまくる1、AOR的なバラードの3、ギターソロ後の単語連発がかっこいい4、疾走感のある邪悪でヘヴィな6が特にお気に入り!あんまり期待していなかっただけにこれはやられた!
Red, Hot and Heavy
デンマーク出身の正統派メタルバンド、PRETTY MAIDSの1stフルレンスアルバムにして代表作。
1stアルバムが代表作だなんてバンドにとってはあれですが、
それもこれも全ては
1.Fortuna〜2.Back to Back のせいです。
Judas Pristの“The Hellion”〜“Electric Eye”を彷彿とさせる様式パワーメタルのお手本のような超名曲、
正に21世紀に残したいメタルアンセムです。
このアルバムが出たのは1984年、HELLOWEENが「Walls of Jericho」を出すのは1985年ですから、
ジャーマンメタル勢がこのアルバムから影響を受けたことは想像に難くありません。
どの楽曲もヘビーなツインギターと北欧らしいキーボードサウンドが見事にマッチしています。
5,6,7といった疾走系、4,8,9といったポップ系と全体のバランスもgood。
ポップと云ってもボーカルの声質のため甘ったるさは微塵もなく、全編男臭さに満ちています。
10.はTHIN LIZZYのカバー。
様式美パワーメタルが好きな人はマストの1枚です。