TVアニメーション「そらのおとしもの」 エンディングテーマ・コレクション
70年代から80年代の古きよき曲をあつめて、しかも新人声優さんなのに歌が非常にうまい。
でも、各曲がなぜこれになったのか?疑問や不思議なことがいろいろあったのですが、某ライブにてそれらの情報がありすっきりしました。
以下記憶がホットなうちに印象に残っているものの情報のみ抜粋。
1.「岬めぐり」監督とプロデューサーが軽いノリで問題の2話用だけ通常ED以外の曲を使ったら意外と面白く、しかも声優さんが予想以上に歌がうまかったので、そのままどんどんEDを全部違う曲にしてしまったそうです。(最初から歌がうまい声優さんを起用しようとしたわけではなかったらしい)EDパンツアニメーションはパンツが民家に止まったりとかもっともっと長いEDにしようとしてたとか。すごすぎるよ監督。
4. 「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」アニメの方がやらせ冒険だったのでそれにかぶしてこれをカバーしようとしたら同じコロンビアだったので嘉門氏の許可がとれてこれだけ本人に歌ってもらうことに成功したとか。
5. 「夏色のナンシー」夏っぽい曲ということで松田聖子というイメージもあったが早見ゆうファンの某氏によって決定。ライブでファンに恋じゃないー。イエーイと言わせる作戦は成功した模様。
6. 「ふり向くな君は美しい」学生っぽい学校青春テーマの曲をさがしていたらいつの間にかこれになったとか。
8. 「初恋」イカロスに初恋にかけて絶対初恋テーマの曲にしようとこだわり。これは男目線の初恋の曲だから没との意見もあったが、これ以外にありえない!これを21世紀の決定版カバー「初恋」にすると意気込みとこだわりらしい。全曲中もっとも拘った曲ともいえるかも。
12. 「春一番」最後の春一番はDVD7巻オリジナルの14話のEDテーマだそうです。そもそも現時点ではアフレコすら終わってないのでどのようになるかは不明ですが、相当なこだわりがあるらしいです。なにやら水着と更衣室がテーマということで地上波では放送できないレベルということなので期待です。どんなEDアニメになるのか楽しみです。
飛び出せ!青春 Vol.1 [Blu-ray]
日本のTVドラマの歴史の中には、傑作、名作、面白いドラマ、グッとくるドラマはいっぱいあると思うし、どれがベストかというのは、それこそ人それぞれだろう。しかし、ひとつの判断基準として「その番組のソフトが発売されるときいて、どれだけ胸が騒いだか」、というのがあるとするなら、まさにこの『飛び出せ!青春』は、オレにとって“最強”のドラマである。
本放映が1972(昭和47)年2月からの1年間―野球中継による休止があったため、全43話―で、その後もある時期まで比較的頻繁に再放送され、主題歌「太陽がくれた季節」が“学校でうたう歌”になったこともあり、幅広い世代に知られていることと思う。
ただ、実はソフトとしては1999年にVHSで発売されただけで、今回のこのブルーレイ単品が初のビデオディスク化となる。
ビギンこと河野先生(村野武範)が、時にズッコケ、涙しながら生徒たちと共に成長して行く様子は、まるでひとつのドキュメンタリーのようでもあり、激しい感情移入を禁じえない。
ブルーレイとはいえ、マスターはVHS版と同じものということで、カットされていたシーンや音声はそのままだが、画質はそれなりに良好(シネテープがあったので、もともと音質は良好。このへんは『太陽にほえろ!』といっしょ)、なんといっても特筆されるべきは1枚あたりのボリューム、省スペース性、そしてコスト・パフォーマンスの高さだろう。
できることならBOXで出してもらって、ビギンと元生徒たちの座談会とか(村野さん面白い人だから…)、映像特典なんかも見たかった、というのが本音だが、オレにとっては本編だけでも十分に《お宝》。
プレステ3でもブルーレイは見られるので、この際まとめていっしょに、ってのもいいかもしれない。
笑って泣ける最高のエンタテインメントを、ぜひ堪能してください。
地獄の季節 (岩波文庫)
10代の天才詩人 アルチュール・ランボー
1870年16歳でこの詩集にも入っている超一流の詩を書き
19歳であっさりと詩を捨てて、職を求めて
ヨーロッパ中、最後はアフリカの砂漠まで、放浪を続けました。
その間、家庭教師・サーカス団の通訳・港湾の荷揚げ人足・傭兵などを経て、
最後は砂漠とヨーロッパを結ぶ『砂漠の商人』として過ごしました。
1891年に腫瘍のため、手術で右脚を切断しましたが回復せず、
その年、37歳で亡くなりました。
訳者の小林秀雄は、まだ、学生だった頃に
このランボーの詩とたまたま、本屋で出逢って、それを、
『事件』
と自分で呼ぶほど強い衝撃を受け、
自身でこの翻訳を行いました。
小林秀雄は夭逝した親友の詩人、富永太郎にこのランボーを紹介してます。
私がこの詩集と出逢ったのが18歳位だったと思いますが、
初めは
「十代で詩を捨てて旅に出た天才詩人」
というランボーのカッコ良さに憧れて読みましたが、
その後、ランボーではなくて、訳者の小林秀雄の言葉の世界にハマリました。
この詩集は『ランボー詩集』というより
『ランボー小林秀雄詩集』というような詩集です。
この小林訳の後に他の訳を読んでも「違和感」を感じるほど
ランボーと小林が一体化してしまった訳詩です。
読めば間違いなくその言葉に「ヤラれ」ます。
狂った果実 [DVD]
北原三枝はどんな格好をしていても、その肉体の圧倒的なプロポーションが立ち現れる。その素晴らしさはOL姿(純白のブラウスと黒のタイトスカート)の時に完全に発揮される。それは水着姿以上に悩殺度が高い。憎いぜ!裕次郎!