BURRN ! (バーン) 2010年 09月号 [雑誌]
まずは、IRON MAIDEN。
Liveレポは、6/9・ダラス公演で、「The Final Frontier US Tour 2010」の初日です。
そして、新作インタビューが、Bruce Dickinson, Steve Harrisとなっています。
BLIND GUARDIANは、Hansi Kurschsが、
「At the Edge of Time」、RPGゲームソフト「Sacred 2: Fallen Angel」etcについて、語っています。
ディスコグラフィー付き。
それと、EXTREME THE DOJO 25での来日インタビュー(NILE, TRIPTYKON, OBSCURA)があります。
特集は、「LAメタルの真実・Part 3」
Chris Hagar (ex-ROUGH CUTT), Michael Sweet (STRYPER), Chris Holmes (ex-W.A.S.P.),
Michael Anthony (ex-VAN HALEN), Don Dokken [part 2] (DOKKEN) のインタビュー記事が掲載されています。
Edward Van Halenが、Chris Holmesから機材を借りていた話や、
Paul StanleyがGene Simmonsに、BOYZ(当時George Lynchが在籍)というバンドを見せるために、Liveへ連れてきたら、
Gene Simmonsは「!?」。。。なんて話も!(以前、George Lynchの記事にも載ってましたよね)
他は、大体、新作インタビューです。
クロスレビューは、
IRON MAIDEN 「ファイナル・フロンティア(初回限定盤)」、ANGRA「アクア」、A7X「ナイトメア(初回限定バリュー・プライス盤)」、
BLIND GUARDIAN「アット・ジ・エッジ・オブ・タイム」、BUCKCHERRY「オール・ナイト・ロング~デラックス・エディション(初回限定生産)」
個人的には、IRON MAIDEN・Liveレポートが、面白かったです。
バンドの熱演振り、観客の熱狂振り、ステージのバックドロップの変化、ギターを持ったエディが登場!?
。。。いろいろな熱いものが伝わってくるLiveレポートです。
WALK THIS WAY―エアロスミス自伝
エアロスミスの歴史が骨の髄まで味わえるただひとつの本だ。
バンドメンバーやそれを取り巻く人間が語っている内容をまとめる形式で生き生きと構成されている。バンドの本、音楽の本、ミュージシャンの本、プロモーターの本、と色々な角度から様々な楽しみ方が出来て彼らの人生を追体験するにはこれ以上の本はない。そしてなにより「ドラッグの本」といえる程、エアロスミスとドラッグを切り離して考えることは不可能だ。私自身はスターになったエアロスミスに売人が近づいて薬物中毒になっていったと思っていたのだが、基本的に物心ついたときから全員問題児で全員薬物の虜だったのだ。
とにかく「悪党」と呼ぶに相応しい悪行の数々、食うにも困る毎日の中でスティーブンが言った言葉は「お前もみんなと同じように盗んでくればいいじゃないか」・・・
そして彼らを取り巻く女達によりトラブルは何重にも重なっていく。特にペリーの元妻エリッサはあらゆる場面であらゆる人間に悪い影響を与え続けていく。
億万長者へと上り詰めたあと、ただ単にヒットチャートから不遇の扱いを受けたというレベルではなく、メンバー全員が家もジェットも車もギターさえも売り払い一セントの貯えも無い状態へと堕ちて行く。更に自分で立ち上がることすら出来ない薬物依存。「誰も死ななかったのが奇跡だった」という一文が当時の状態の凄まじさを物語る。ここから甦ったのだからこの復活は奇跡としか言いようが無い。この復活の影で自らの私財をなげうって彼らに賭けたプロモーターがおり、今まではトラブルの原因でしかなかった女性陣のメンバーが入れ替わり素晴らしいサポート役へとなっていく。
綺麗な話に終始するそこらへんの自伝とは訳が違う。全てをさらけ出し時には読んでいても驚くような内容が頻繁に登場し中途半端なファンなら離れていきそうな破天荒極まりない生活ぶりを余すところ無く伝えてくれる。
これが偽りないエアロスミスだ。半端なく迷惑で半端なく凄まじいロックをやり続ける男達。
読んだ後なんでも出来そうな気になる本だ。
ライトニング・イン・ア・ボトル [DVD]
もうほんとにすばらしい。
監督がおっしゃってた通りカメラはミュージシャンの汗が見えるところまで寄る寄る。でもその超アップにも耐えられる顔、顔、また顔。
歌っているその顔を見てるだけでも何だかとても幸せな気分。
ディスクもかなりの高画質・高音質です。
出来れば同じ画質・音質でライブ全長版を出して欲しいと思っているのは僕だけ??
SAD IN BOSSA
癒しの音楽 眠れる音楽をお求めの方にはお勧めです。
曲も有名な曲ばかりなので、聞きやすいと思われます。
ただ曲によりボーカリストがかわっているのですが
ジャケットを見ても一斉ミュージシャンの情報はありません。
それが私にとっては難でした。