フォスター名歌のすべて
フォスターが38年という短い生涯に書き残した200曲近い歌曲の中から「夢見る人」「懐しきケンタッキーのわが家」「故郷の人々」「おおスザンナ」「ネリー・ブライ」「金髪のジェニー」「草競馬」「オールド・ブラック・ジョー」などの24曲を選び、混声合唱と一部を男声合唱で歌い上げています。
世界中で愛されたロジェー・ワーグナー合唱団の演奏で、1990年7月7日〜9日かけてロス・アンジェルスのキャピタル・スタジオで録音されました。
収録時、指揮者のロジェー・ワーグナーは76歳(この2年後に亡くなっています)、30名足らずのメンバーですが、慣れ親しんだ曲集ですから、伸びやかな表現で楽しませてくれます。彼のアレンジの素晴らしさと合唱団の質の高さを知るには好都合のアルバムと言えるでしょう。私も彼らの合唱団が来日した1980年のステージを聴いていますので、このCDの演奏は合唱人の憧れであり、お手本だと言えます。転調する際、少しピッチに乱れが生ずる箇所もありますが、市販されている楽譜通りの演奏が展開してありました。
曲目の編曲者を見ると、ロジェー・ワーグナーの編曲が14曲、メンバーだったサリ・テリーの編曲が1曲、そして意外なことにアリス・パーカーとロバート・ショウの編曲が9曲ありました。それぞれのアレンジの楽譜を歌ってきましたが、いずれも原曲のもつ温かさを大切にした親しみやすさが伝わってくる名アレンジだと思っています。
昭和40年代から50年代の混声合唱団や男声合唱団において、フォスターの合唱曲は定番でした。時代とともに愛される合唱曲は変化しますが、もう少し歌われても良いのでは、と収録された名曲の数々を聴きながら感傷にふけっています。
恋愛日記 [DVD]
今までBOXでしか発売されていなかったので、
今回、単品で発売されると知ってうれしい。
「アデルの恋の物語」や「恋のエチュード」も大好きですが、
「恋愛日記」もお気に入りの一本です。
「恋愛日記」は南仏の美しい街並みを背景に、
女性の脚線美に魅了された男の
おかしくも哀しい恋愛遍歴を描いた物語。
映画の冒頭は主人公の葬式のシーンで始まるんですが、
参列者はなぜか女性ばかり。
主人公は取り立ててハンサムでもなく、
お金持ちでもないんですが、なぜか女性にモテる。
しかも美しい女性ばかり!
キレイな脚の女性を見ると口説かずにはいられない、
ものすごい女好きなんですが、
そんな主人公にあきれつつもなぜか惹きつけられる。
一歩間違えると、ただの変質者の話になってしまうところを、
さすがトリュフォー。
フランス人らしい恋愛讃歌に仕上げています。
軽妙なタッチでさらりと見られる映画なので、
トリュフォー入門におすすめです。
イッツ・タイム(初回限定盤)
スパイダーマン2のエンディングを歌っている人です。前に来日もしましたね。
マイケル自ら作曲した『ホーム〜きみのもとへ帰りたい』は必聴です!
凄くやさしい良い曲で、何度も繰り返し聴いて癒されてます。
他にも、日本人にも馴染みのある『ラスト・ダンスは私に』や、有名な曲を歌っていて、洋楽、ジャス好きはもちろん、洋楽やジャスをよく知らなくても楽しめると思います。
とにかく良い声で、飽きません。
ロンゲスト・ヤード コレクターズ・エディション [DVD]
ストーリーはごく単純で、看守対囚人のアメフトの肉弾戦というのをテーマに、ダイナミックなぶつかり合いをするっていうものですが、アダム・サンドラー主演によるコメディータッチでファイターなところが難しい異事を考えず観たまんまを素朴に楽しめるところです。
アダム・サンドラーの映画を数多く観てきましたが、今のところ外れはなく、しっかりと笑わせてくれて、彼の人柄のよさが浮き出ており、ちょびっとだけ感動を与えてくれます。
スクリーンで見たことがあるなと思いきや、なんと”ボブ・サップ”が脇役ですが出演しており、ビックリしました。
やはり猛烈なパワーですが、彼をも凌ぐジャイアントな面々がたくさん出ています。
何かと弱い立場にある囚人をいじめる看守たちに一泡吹かせたところが、してやったり感があり観ていて満足します。
気分転換やうっぷん晴らしとかに、スカッとエンディングを迎えられる作品っていうものも、映画を重々しく捉えるのではなく、痛快・爽快・愉快に楽しめるものとして気軽に観るのもよいかと思います。