金持ち父さん貧乏父さん
本書は終身雇用、年功序列という旧来の経営スタイルが廃れ、就労所得が頭打ちとなってしまった感のある現在の日本において、より多くの人が関心を持ち、それ故にこれ程のベストセラーとなり読まれたのであろう
たしかに著者がいうように不労所得によって、いわばお金にも働いてもらうというのは、現状からいえば必要不可欠であるし、またその不労所得を得るためにファイナンシャル・リテラシーを身につけていなければならないというのは異論を挟む余地のないことである
しかし、私には本書を手放しで誉めそやすことはどうしても憚られる
著者は労働者が働くさまを”ラット・レース”と呼んでいる
私はそういう考え方もあるだろうと頭では思ったが、胸糞悪い気分になったこともまた事実である
著者の考え方は現実を捕らえたものであることは認めるが、一面的に過ぎると思う
多くの人が起業家を目指すことは結構であるが、その起業家の下に集う労働者なくして成立しないものであることは当然である(ITビジネスに人はいらないというのは甘い考えである)
それを起業家でもある著者自身が”ラット・レース”とともすれば揶揄するような発言をするのは不愉快に感じる
私は本書が正しく読まれる限りにおいては一読を薦めたい
ただし、金融の早期教育などと銘打って小・中学生に読ませることには断じて反対である
というのは、批判的な読書の仕方が養われていない段階で本書のような類の書籍を読めば、書いてある内容を鵜呑みにしてしまう可能性が高いからである
私はこの国にこれ以上拝金主義者が増えることを望まない
新しく身につけるべき技能がある一方で決して失ってはならない価値観があるのではないだろうか
Creative ステレオスピーカー Inspire T10 IN-T10
BTOで購入したデスクトップPCに,ついてきたスピーカーを何年も使ってきたけれど,PCで音楽や動画を楽しむ機会が増えたので,手頃な価格で購入できるスピーカーを購入しました。
光沢のあるブラックで,私の使用しているPCモニターとちょうどいい感じでマッチして気に入っています。
また,音も付属品のスピーカーと比べて,パワーもあるし,こもりも少なくいい感じです。
一点,気になる点があるとすれば,ACアダプターの寸法です。その点を考慮し,星四つとしました。
W50xH80xD50もあるACアダプターは通常のコンセントの間隔であれば,両サイドのコンセントが使用できなくなるくらいの大きさです。購入して初めて気付いてがっかりしたのはこれだけです。適当なACアダプターに交換しようかなと思うくらいです。
T-fal インジニオ 専用ハンドル ブラックファイヤー 18217
たまに、形状が合わないものもありますが、ステンのボウルなどが鍋に早変わりするので、重宝しています。ただし、メーカーが推奨しているわけではありませんので、℃の形に会うのかは一度試してから、本番で使ってください。それも自己責任でお願いします。
ケイヨウ(KEIYO) フルセグチューナー AN-T004
結論:おそらく一番安い部類のチューナーですが、性能には大々満足です。唯一不満な点は、電波が悪くなった時に「音声がブツブツ途切れる」位です。今のアナログTVでも同様の電波状態時には「音は切れないが、画像が途切れる」状態と一緒なのかな、と素人判断で納得してます。友人の車の4アンテナチューナーでも頻度の多少はあっても、同様の状況になるのでおそらく仕方がないのでしょう。でも4アンテナとの金額差ほど能力差はないのではないかと思っています。安い買い物でした。
Don't Wanna Lie(初回限定盤)(DVD付)
1.Don't wanna lie
ミドルテンポで明るく力強い楽曲。
明るいメロディーに重めのギターが鳴り響くB'zの御家芸を存分に発揮している。
キツイ瞬間、大事な瞬間でも嘘で逃げずに挑戦していく。それをしなければ譲れないものは守りきれない。甘い考えで満足している人にグサリと突き刺さるメッセージ性の強い歌詞だ。
音数が多くメンバー個々の特徴が出ていてバンドのレベルの高さを改めて実感する事ができる。
特別インパクトがあるタイプではないが、ジワジワと良さが広がってくる聞けば聞くほど好きになる楽曲だ。
2.Homebound
B'z久々の静かなバラード。
イントロはB'zとしては珍しくストリングスの中でピアノがメロディーを弾いている。
寂しさの漂うメロディーにTAK TONEが響くことでより雰囲気を出している。
「あなたが待っている」これだけで寂しい帰路も一人で大丈夫。うらやましいくらいの他人の成功を知っても自分らしくいられる。
「あなたが待っている」という当たり前の日常がゆるぎない大切だということを噛み締める。小さくて大きい幸せを感じられる歌詞に仕上がっている。
寂しいメロディーに優しい暖かさを乗せる事で現代の辛い日常と幸せな日常を楽曲で描き出している。
2曲ともメロディーの印象とは違う内容の歌詞が染み付いている事でよりそれぞれの良さを実感することができる。
B'zの最高級の表現力に脱帽だ。