レオン 完全版 [Blu-ray]
私の生涯に於いて、決してこの映画を超える映画は現れないであろう、そんな名作。 人生で初めて泣いた映画だから、と言うのもありますが。
大袈裟では無く、数十回は観てます。最初は中1の時、ただレオンの死が悲しくて泣きました。
それから自分自身が色々な経験をして成長し、恋愛をし、泣くポイントが変わって来ました。 何度観ても感動します。
そしてこの度、廉価版ブルーレイ版の発売を知り(恥ずかしながら通常版ブルーレイの存在を知らなかったので…)、発売日に届けて頂きました。
すぐに観て、当然の事ながらDVD版よりも美しい映像に感動し、終盤でまた泣きました。
この映画を、ロリコン映画だと揶揄する人がいます。それは悲しいけど、仕方無い事だと思います。映画の感想は人それぞれですから。ただ、私にとっては、一生朽ちる事の無い最高の名作なのです。
千を超えるであろう映画を観て来た今も頂点に君臨し続ける一本。
構成、演出、演技。全てが完璧。 肉欲などを超えた純粋な魂を持つ者同士の、純粋な愛が、この映画にはあります。 レオンとマチルダの、一つ一つの台詞が強く心に響く。
このブルーレイ版も、DVD版と合わせて私の一生の宝に成ると思います。
長文乱文失礼しました。私のこの素直な想いが、どなたかの参考に成れば、賛同を得られれば、至上の喜びです。
グリーン・ノウの子どもたち (グリーン・ノウ物語 1)
評論社より1972年頃に刊行された「グリーン・ノウ物語」シリーズ全6巻の改訂新版の第1巻です。表紙と挿絵は、著者の息子であるピーター・ボストン氏の作だそうですが、すっきりとした味わい深い絵柄で、物語の世界をくっきりとイメージさせてくれます。第1巻は、英国人で1892年生れ(1990年没)の著者が62歳の時である1954年に出版されたもので、もう半世紀以上も前の作品。物語は、両親と遠く離れて暮らす孤独な少年が、冬休みを過すために訪れたイングランドの片田舎にある曾祖母の館で摩訶不思議な体験の日々を過すというお話。
少年を迎えたのは・・・優しい曾祖母オールド・ノウお婆ちゃんと・・・居間の壁に掛かる 300年前の家族の肖像画・・・。クリスマスまでの日々を過す内に、トーリーは絵の中に描かれた子供達の存在を感じるようになり、やがて互いの存在を認め 交流を深めていく・・・。何とも不思議な物語ですが、細やかに表現される古い館の中外の情景や暮らしぶり、曾祖母の語る親愛の情溢れる昔話の効果もあってか、立派なファンタジーと言えるお話になっています。
雨と雪と氷と緑・・・朝日と風と鳥たちのさえずり・・・・豊かな自然の中で、健やかに営まれる曾祖母と子供達 の日々です。ただ、一見のんびりとして楽しそうなんですが、そこには悲しい別れと厳しい現実の姿も控え目ですがさりげなく描かれています・・・。現代では忘れ去られた美しい子供達。その子供達との交流を通して、過去から繋がる大切な思いを受け継ぐ少年トーリー・・・現代ではちょっと得難いとも思える味わい深い作品ですね。
この第1巻だけですと、ちょっと地味と感じるストーリーのためあえて星は4つとしましたが、全6巻全体の内容も考えると5つ星です。さらに誤解を恐れずに言えば、このシリーズは「指輪物語」「ナルニア国物語」と並び、20世紀中期の英国児童文学を代表する金字塔とも言えると思います。一読をお薦めします!
フローズン [DVD]
設定はシンプルなので 通常の映画ではなかなか先が読めない私にも 次に襲う恐怖は何か? について十分予想ができる時間的ゆとりがありました。
置き去りにされた場所がスキー場なら、敵はまず「寒さ」、山だから次は動物…熊さんか狼か、後は何があるんだろう? と考えながら見ていると、あとは通りがかりの管理人とのすれ違いと、仲間割れと思い出語り以外には引っ張りようがないんだ?と気付いて だんだん見るのが辛くなりました。
残念ながら予想は裏切られず、最後は よくこれだけで引っ張ったな〜 と妙に感心してしまいました。
スキー場のリフトで夜を明かすと そんなことがあるのか!?という驚きが全くない映画です。
トワイライト~初恋~ スタンダード・エディション [DVD]
飛行機の中で見てはまり映画館で見なかったことを死ぬほど後悔して、帰国した日にサントラと本を全部こちらで注文しました。圧倒的な強さと美しさを持つ反面、どこか身近で等身大の部分もある吸血鬼が一途に命がけで自分だけを愛してくれたら・・・女性であれば小学生からお婆ちゃままで年齢を問わず誰でも夢中になれる作品だと思います。今まではヴァンパイア物では例に漏れずインタビュー・ウィズ・ヴァンパイアが一番好きでしたが、トワイライトを見てトム・クルーズもブラピも吹っ飛びました!!