いつかギラギラする日 [DVD]
「傷だらけの天使」以来、本当にカッコイいショーケンが見れます!これほどの俳優が主演映画を連発出来ない、日本の映画文化はどっかおかしい。ショーケンがいなくなってから、黒澤明や松田優作のように日本映画界は悔やんでも遅い!早くショーケンの映画を作れ!
みんなのいえ スタンダード・エディション [DVD]
既に発売されているDVDの低価格版です。
価格はお手ごろですが以前あった特典がありません。音声解説とかも一切はいっていません。新たに収録されている「THE有頂天ホテル」スペシャルプレビューの「三谷幸喜、長回しへの飽くなき挑戦 」は三谷幸喜が有頂天ホテルのセット案内です。面白いですがこれは以前放送された有頂天ホテルの特番と同じ内容です。つまり新しいこのDVDだけでしか見られない映像特典がありません。
ということで永遠保存版か特典目当ての方は倍の値段がしますが6000円のDVDを買ったほうがいいと思います。こちらは三谷幸喜の音声解説など3つの音声がありメイキングがあり文句なしのDVDです。僕としては倍の値段がしても6000円分の価値があると思います。
本編は凄く面白いため星5つです。
みんなのいえ [DVD]
家を一軒建てる。その過程で当事者夫婦が経験する、親や設計者、施行業者などの人々との間の出来事をコミカルに描いた映画。
実際に家を建てる人にとってそんなに参考になるわけではないが、そもそも家という買い物はなかなかできないだけに人生において非常に深い意味を持つものであり、そういう意味では様々な情報を持っていて損はないわけで、この映画も見ておいて悪いものではないと思う。
こんにちは八名信夫です
悪役商会の首領であり、また一世風靡したキューサイの青汁のCM「まずい もう一杯!」のフレーズでおなじみの俳優・八名信夫氏!
この方がその昔、元プロ野球選手であった事を(板東英二以上に)知っている人はほとんどいないであろう。張本勲氏の先輩であり、東映フライヤーズ(現:北海道日本ハムファイターズ)に投手として入団するも試合中の怪我により、実働わずか2年でやむなく引退するも、親会社が映画会社であったことから大川博社長に「どうせ打たれるんなら、高倉健に撃たれろ」の一言で当時としては珍しいプロ野球選手から役者への異色の転向となり、現在の俳優・八名信夫の誕生となった。
本書は、そんな八名氏の野球に勤しんだ青春時代やプロ野球選手としての現役時代、引退後、役者の世界へ入り、今日まで悪役業を演じてきた俳優時代などの数々の挿話を中心に氏の生き様や人生観を物語る一冊である。
役者転向のデビュー作として梅宮辰夫主演『遊星王子』への出演決定に喜ぶも銀色の宇宙服を着せらた宇宙人役の一人であったため、本人にもどこに映っているのかわからない挿話や刑事ドラマの犯人役での逃走シーンの撮影中、隠しカメラで撮っていたため、本物と間違えた大勢の通行人に取り押さえられ、押し倒された経験、名作『仁義なき戦い』での有名な踏み切りでの襲撃シーンの撮影秘話などは興味深い。
また、役者としての看板があがって映画のロケ先でやっと一人部屋がもらえるようになった時に“八名様”と書かれた部屋に入ると布団が八人分敷かれていた挿話は爆笑物でした。他にも亡き名優・鶴田浩二氏や若山富三郎氏との思い出もよかった。
最後に序章やあとがきからも八名氏の人生観を感じさせる教えや語録が並べられており、そこから厳しさや優しさを説く、まさに氏の人情あふれる人柄を感じさせる心温まる内容である。