のうりん (GA文庫)
何気なく開いた継のビキニパンツに噴き出し、即購入しました。
まず、この作品は良作です。
アイドルの林檎を軸に、舞台の農業高校で、随所に入ったならではの比喩や蘊蓄が非常に新鮮でした。
登場人物は変態か馬鹿のどちらかなので、好き好きあるかと思いますが。
主人公の耕作がエロい変態だからか、エロ&下ネタ色が強いですが、テンポの速いコメディ(掛け合い)も面白い。
特に農業のちょっといい話、最後の「土」の話はこの作品を良作たらしめている最大の理由でしょう。
あとがきにありましたが、リアル農学校へ取材したとか……珍しい「農業」という題材に、さらには新鮮味も増すわけですね。
本当に次回作も楽しみです。
一つ突っ込むとすれば、人目のあるデパートでのパンティーの件はさすがに職質ものではなかろうか……(汗)
かばん屋の相続 (文春文庫)
どの作品も、「絵に描いたようなハッピーエンド」に終わっていないところに、かえって好感を持ちました。切なくはあるのですが。
池井戸潤さんの作品は初めて読みました。銀行出身の作者のこと、例えば本題になっている「かばん屋の相続」なら、相続にまつわる経過説明が中心だろうという先入観があったのですが、そうではなくて、登場人物の心理描写に重きが置かれており、かつ人間を白か黒かで決め打ちしていない作者の温かい目線が、私的にはとても好みでした。
中小企業を必死に助けようとする銀行員もいれば、冷たく切らなければならない銀行サイドの思惑もある。金を借りる側、貸す側、事業を譲る側、譲られる側と、相対する一人ひとりの思いが交錯する。私自身、どの立場になっても持ちうる思いだと、知らないうちにかなり感情移入して読んでいました。
「手形の行方」「芥のごとく」は、本当に切ないです。でも最後の「かばん屋の相続」は、かすかに救いの光が見えます。6つの収録順も、なかなかです。
プロハーブEMホワイトゲル
化粧水やホワイトエッセンスはあまり気にならなかったのですがゲルは匂いがちょっと気になって、好みの香りではなかったです。
その分、効果がありそうな気がしますが…
リピートはしないかなぁ…残念
TVアニメーション「戦国BASARA弐」戦国トラベルナビ~大阪・岐阜編~
どちらがどちらに突っ込んでも、いじっても、
仲よさそうな笑い声が聞こえて、なごみます。
個人的には、「無視されたー」とか
「すてき!」とか、表情たっぷりの石田さんの声を
隣で聞いていながら粛々と進めていく置鮎さん
というところがツボでした。
白いダッフルの上の黒いショールも、
半兵衛仕様ですよね、きっと。