インサイダー【日本語吹替版】 [VHS]
久々の社会派ドラマに感動感嘆、観終わると脱力感と清涼感が混じった感覚だった。
たばこ会社の不正を内部告発する正義のタフガイにラッセル・クロウ、真実を追究するTVプロディーサーにアル・パチーノが紛する。
ラッセル・クロウ演ずるワイガンドは真実、正義を貫きたい信念と会社の守秘義務の板挟みに苦悩する、アル・パチーノ演ずるバーグマンは自らのジャーナリスト生命を失う覚悟でワイガンドを守ろうと真実を告発する最後の賭けに出る。この二人の忍耐、苦悩、孤独、窮地に立つ姿には心痛を覚える。たばこメーカーの嫌がらせ、中傷、圧力が家族にまで及ぶともう見ていられない気持ちになった。圧倒的で巨大な権力に葬られようとする正義、理不尽さに重苦しくなった。この圧倒的で巨大な相手を敵に回して戦う二人の男の姿はかっこよすぎるほど、男の中の男だ。35才のラッセル・クロウは50代の太り気味のワイガンドになりきるため20キロ体重を増やし、髪の毛まで薄くしたそうだ、徹底した役作りに感心!この後「グラディエーター」の為に15キロ減量したのだから驚く!
ところで演技派個性派の女優陣(ダイアン・ヴェノーラ、リンゼイ・クローズ、ジーナ・ガーション)がなぜか冴えない、出番がないといった感じだった、もったいない使い方だ、贅沢な使い方とも云える、特にジーナ・ガーションは一言しかセリフもない、ファンとしては非常に残念だ。これだったらもっと知名度の低い女優を使った方がある意味効果的かもしれない。 それにしても”たばこ”はかなりの危険物だった、この映画を観たら誰でも止めたくなるだろう。
インサイダー [DVD]
「CBSドキュメント」(米国名:シックスティ・ミニッツ)は、ニュースマガジンとして調査報道を主体に米国で放送されている報道番組だ。米国民の3000万人が見ているといわれる米国の良識として認知され、過去に数々のスクープをとってきた。そのTVジャーナリズムの最高峰として君臨する60ミニッツのアル・パチーノ扮する敏腕プロデューサーが、業界第三位のタバコ会社の元役員との接触に成功する。この元役員は、「ニコチンに中毒性はない」と議会で証言する7大メーカーの社長の証言がまったくのうそだとテレビで証言するが・・・。脅迫やいやがらせで家族がばらばらになっていく。さらにタバコ会社からの巨額の訴訟を恐れCBSグループの上層部からは、放送中止の圧力がかかるが、それに反発するプロデューサーが孤軍奮闘していくさまを描く。実際にあった話を基にして作られた映画だけあって迫力満点だ。ジャーナリズムといえども民間企業で働く限りは、企業の論理が優先されることがある。仕事をする限りどんな職業でも同じような話は少なからずあるだろう。何が正義かを考えさせられる映画だった。
インサイダー【字幕版】 [VHS]
実話をもとにしたストーリー展開。ありそうでなかった内容です。ラッセルは、今回の撮影のために太ったらしいですが、ラッセルなの?って思わせるほどの太りようでした。演技はさすがって感じですね。アルパチーノは冷静且つ熱いところは熱い人を演じていました。最近よく観られる映画を食ってしまうほどの熱演では無く、映画のためのアルパチーノであったと感じました。
インサイダー(買っ得THE1800) [DVD]
1999年公開。
ある日、CBSの人気報道番組『60 Minutes』のプロデューサー、バーグマン(アル・パチーノ)の元に
匿名で書類が届けられる。 それはタバコ産業の不正を告発する極秘ファイルだった。
彼はアメリカの大手タバコメーカーB&W社の元研究開発部門副社長ジェフリー・ワイガンドに接触し、
インタビューに応じるよう説得する。
マスコミとの接触を知ったはB&W社は、ワイガンドと彼の家族に圧力と脅迫を加える。
ワイガンドは苦悩するが、『60 Minutes』のインタビューに応じ、法廷で証言することを決意。
『 60 Minutes』の看板キャスター、マイク・ウォレスによるインタビューの収録を受ける。
しかし、CBSの上層部はタバコ産業との訴訟を恐れ、ワイガンドのインタビューをカットして放送する事を決定、
バーグマンも『60 Minutes』を降ろされてしまう。そして……
実話を下敷きにしている迫真性は凄まじい。
しかしショウ化する(見世物として映画化する)過程で少しムリが出た感は否めない
WWEレッスルマニア オフィシャル・インサイダーストーリー
WWFの歴史をふりかえり、あらためて、WWFは最も偉大なるドラマを作りだしてきたと感動を覚える。 写真もDVDも完璧で豪華。見終わったあと、ただひたすら、感謝を覚える。もちろん、手をたたきながら、大笑いもしてしまうのだが。。。とにかく、最高傑作!
DVD付きでこの値段も魅力の一つ。プロレスショップで買うと、2倍近くかかってしまう。