勝利の女神は勉強嫌い
四谷学院設立までの経緯から、勉強することとはなにか、生きていくとは何か、
がとても読みやすく描かれていて、頭にすっと入ってきます。
四谷学院を始めるまでの経緯で、作者の植野さんが大学生のときに学費を稼ぐために
夜の幼稚園を借りて塾を始めたり、経営を学ぶためにレストランで働いたりするくだりなどは
とてもおもしろく読み応えがあります。
自分が高校のときに、この本に出会い内容を理解し行動に移していたのならば、
大学受験のみならず人生の生き方も変わっていたかも?と思わせられ
四谷学院の教育方法などにも非常に興味をかきたてられます。
また植野さんのいろいろな誘惑に対しても決して曲げない信念と
自分がやりたいことにまっすぐに向っていくその行動力に、とても感銘を受けました。
社会にでてからも目標を決めて、それに向かって日々勉強するいうことは、変わらないと思います。
やりたいこと、目標を決めることが勉強を勉強として感じなくなる、そういうことが
習慣として身につけていければ、と思いました。
そういう意味で良質なビジネス書として、全てのビジネスパーソンにも、
非常にお勧めできる本だと思います。
ジャンプ SQ.Lab (スクエア ラボ) 2011年 08月号 [雑誌]
Dグレの作者の読み切りが読めるということで買いましたが、内容はまずまずだったかなと。
ただ、リナリー(細め・モデル体型)のイメージが強い作者なので、ピロしゃまのようなふくよかな(?)女性もかけるのだなと。
あと、この作者は善と悪というのが漫画の根底にある気がします。難しいテーマですね。
さて、この雑誌では、個人的にGAG漫画が光ってたかなと思います。特に「勝利の女神ビビ」はおすすめです。女神の誘いを断り続ける男の子に腹が立ちます(笑)。
連載作家よりも新人作家の方が内容的に面白いものが多く、これは姿勢の違いなのかなと思います(絵はさすが連載作家といった感じです)。
「異邦人とお嬢様」の絵も内容も個人的に好きなのですが、絵が「紅」に若干似ているような気がして作者を何度か確認しましたね(笑)。
お嬢様が非常にいい感じです。
あと、変な才能を感じたのが「ムゥムゥラブスター」でしたっけ…。
ちなみに17歳の俊英も読み切りを載せているので、若い才能感じたい方は是非。
全て読みきりなので、気になる作者がおられる方は読んで損はないです(得があるかと言われれば微妙ですが…)。
是非、買って読んでみてください。
デュエルラブ 恋する乙女は勝利の女神(特典無し)
どんな”これまでにないミニゲーム”があるのか気になって購入しましたが本当にこれまでにないミニゲームばかりでした。
あまりDSで乙女ゲーやらないので基準は判りませんが、ボイスはかなり少ないと思います。
サブキャラに関しては初登場のシーンしか声がないです。これだと何で声つけたのかが判らない。
攻略対象のキャラでさえ、スチルのあるイベントシーンしか声が無い。
でもミニゲームはちゃーんと声がありまして、特にマッサージゲームが凄いことになってます。
あまりにもあんまりな事態になっており、私は腹筋崩壊しました。
どんなミニゲームやねんと、興味を持たれたのならどうぞ。
でも、「DSで”乙女ゲー”がしたい」のであればこのソフトは違います。(断言)
乙女は男子のシャワー中に何の躊躇いも無く風呂場に入りませんし、まして立ちこめる”邪魔な湯気”を吹き飛ばすなど間違ってもしません。
湯気を吹き飛ばしきった場合より、失敗した方がゲーム後の会話が気まずくなっているのが謎です。
キャラやストーリーにも触れるべきなのですがミニゲームが強烈で印象に残っていないのが正直な所です。
ミニゲーム以外はいたって普通なんですよね。
ОPアニメもありますが中条比紗也さんの絵にあまり似ていません。ストーリーも各キャラ1〜2時間程度。
操作面での不満は特に無いですね。先生方の攻略が携帯ゲームになっているのが残念。
ミニゲーム抜きで評価すると☆2つ。”これまでにないミニゲーム”のネタっぷりは☆5つ。
銀魂 シーズン其ノ弐 10 [DVD]
78話の近藤の回想シーンで丸太を振っていた少年を記憶している人もいるだろう。第7クールのシメ2話はこの少年がメインである。その男は土方をコケにしたら天才級、ドS王子でもある沖田総悟。
登場人物の肉親関係が希薄な「銀魂」であるが、本話もそのとおりで、姉であるミツバが唯一の肉親。まるで志村妙・新八姉弟を彷彿とさせる。総悟が実にいきいきと描かれ、シリアスな中に土方への憎悪が強調されており、おそらく土方のアンチテーゼとして、かつ総悟らの人間関係を明確にする二酸化マンガン的役としての招聘であったろう、銀さんがうまく機能している。
総悟の少年らしさと「剣豪」とを同時に楽しめ、さる事情でアフロになった退の存在がアクセントになっているのも興味ぶかい。しかしながら、笑いとシリアスの同居した作品世界の描写には毎回関心させられる。
年があけて第1発目は「合コン」。ここでは東城が大ハッスル。久々の登場となったヅラの「カツラップ」は見ものである。長髪でカブる東城とヅラのニアミスを避けたのは話がブレると判断したためか。将来の共演が楽しみである。
銀魂連載百五十訓目が出典の「二度あること〜」は、原作採りとオリジナルとを比較できる貴重な回である。きわめてマダオ臭のするカリスマキャラが当事者そっちのけで小芝居に走るあたりがくだらなさを通り越している。勝利の女神にドS心をくすぐられる総悟の描写は「ミツバ編」と対の関係になっている。
蛇足だが、近藤が本商品全話に出演している。世界にどのくらいいるかわからないが、とにかく近藤ファンならマストバイ!
クライマックス ロマンティック・ソングス
昔シングルCDで買ったり、レンタルでカセットに落としていて、
もう一度聴きたかった曲が山ほど入っていて、CM見て即買い!
特に久保田利伸、中西保志、KANあたり、当時好きだったけど
最近全然聴いていなかった曲が入っていて嬉しかった。
当時のことがありありと蘇って、懐かしいなぁと主人と浸ることしばし。
いわゆる「捨て曲」がほとんどなく、この内容でこの曲数・値段は良心的だと思います。