間宮兄弟 [DVD]
本編を見終った後、暖かな幸福感と静かな高揚感を感じていた・・・。
輝かしく華やかな人生や、大きな成功を手に入れる事の出来る人はごく僅かだし。
大多数の人々は平凡な生活(日常)の中で暮らしている。
他人の生活を羨ましがり、自分の境涯に不満ばかり言っていても何も変わらない。
仕事もしっかりとこなし、日常生活の中では、些細な事から楽しみを見つけて人生を楽しむ。
そんな至極当然のことを間宮兄弟はさりげなく、そしてとても楽しそうに私達に見せてくれる。
出演者は、間宮兄弟役の佐々木蔵之介&塚地武雄の2人を始め、皆とても魅力的。
そんな中でも筆者は全くその存在を知らなかったのだが、本間夕美役の北川景子は一番の収穫だった。
今後の活躍が楽しみな女優である。
Light Mellow和モノ669―Including city pops,J-AOR,Japanese mellow groove and more… (MYCOMムック)
70年代からの、いわゆるニューミュージックと言われていたアルバムなどを中心に紹介されていますが
いろいろなアーティストのアルバムを知る上でジャケット写真が掲載されているので便利です。
ただ、それほど広いジャンルではないのに、ピックアップされたアーティストの偏りが多い気がします。
ひとつのアルバムから、Light Mellowというカテゴリー?でのおすすめ曲をピックアップしていますが、
こちらも選者の趣味だな、と言うことで読んでいればいいかなあと思います。
アルバム発売時でなく、後にそのアルバムに接して聴いた感じの選曲が多いように思えます。
言い換えると、選者がさらりとアルバムを聴いてみてLight Mellowという印象でピックアップした感じで、
あまりアルバムを聞きこんでいないのかなあという取り上げ方も少なからず感じました。
一番、気になるのはCDとして既発売かどうかの表記が、過去にCD化されていたものを未CD化扱いしているものも少なくなく
(LPとして発売されていたものに関してはいいのですが)
気に入ったアーティストの昔のCDを中古などで探すときに、廃盤扱いと未発売扱いではかなり違うので、中古探しの指針にはなりづらいというのが本音です。
離婚弁護士II~ハンサムウーマン~ DVDBOX
このドラマは前作からとても好きだった。主題は、「信念を貫く、あきらめない、ひるまない、徹底的な努力。」と、アニキはこのてのテーマのドラマや漫画が大好きだ。だからこのドラマはアニキのど真ん中である。人間関係が希薄で、多少妥協してもそこそこの生き方はできてしまうこのぬるま湯ニッポン。そんな世の中にこのようなテーマのドラマは重要である。テレビ局はさすがである。キャストも最高だ。特に天海佑希にとってこんなはまり役はない。前作では超人的な個性と頭の良さを発揮していたが、今作では恋愛という人間っぽい部分もアピールしていた。アニキとしては、超人のままでよかったのだが。まあ、熱い法律上の戦いの物語の中に細かい心の動きがいいね。ケリーノーブルの曲が流れる時は涙ものである。実際、第4話「夫の土下座」や第7話「絶対別れない女」では号泣してしまった。人生にやる気を失った人はぜひこれを見るべきだ。また、人生やる気出したいなら、アニメのワンピースも見てみろ!いいぞ。
間宮兄弟 スペシャル・エディション (初回限定生産) [DVD]
さすがに森田芳光監督だけあって、うまいし、面白い。
未読だが、原作もよかったのだろうと推測される。
映画では、さまざまな人間模様やそれぞれの心理が、わりとストレートに表現されていて、分かりやすかった。
この監督は、ひねりをきかせたユーモアが持ち味だと思うが、作品によっては、それが嫌味に感じられることもある(あくまでも個人的にだが)。
しかし、この作品では、ひねりのきかせ具合もちょうどよい塩梅で、“心温まる人情喜劇”に仕上がっていた。
クスクス笑いやニヤニヤ笑いに満ちていながら、時に、しみじみとした感慨も味わえる。
兄弟を演じたのが佐々木蔵之介と塚地武雄(ドランクドラゴン)、というのも絶妙な配剤。
塚地武雄はこの作品の演技で幾つか賞を取ったはずだが、なるほど、と納得した。
たとえば、女の子に背後から抱きつかれて戸惑う場面など、デリケートな感情表現も正確で、俳優としての実力を感じさせた。
ほのぼのとした、可愛らしい作品。
素直にお勧めできる。