STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 4 (ジャンプ・コミックス)
ここからはスタンドどうしの戦いとなって、第3部以降のジョジョのスタイルに完全に戻った感じです。
ただ、舞台が広大なアメリカの大地であるせいか、荒木マンガの真骨頂である、静と静の行き詰まる心理的駆け引きは今のところなく、シリーズの中では第5部の雰囲気に最も近い感じです。
謎に包まれていたツェペリの過去も明らかに。
主人公が処刑執行人というのは少年マンガにしては凄い設定です。
スタンドの名前の由来が「そばに立つもの」ではなく、「立ち向かうもの」と変わっているのもパラレルワールドならではで、第3部からのファンならニヤリとするところ。