パーソナル・マーケティング
変化が激しいこの時代、会社に頼り切りの依存症では生き残れない。本書は「個人サバイバル」の時代を生き抜くための方法としてパーソナル・マーケティングを実践するためのフレームワークとその訓練のための課題をまとめている。
パーソナル・マーケティングとは、本書の定義では、「自分を商品として捉え、強みの分析、誰の役に立つかを第三者的視点で判断し、向かう方向を決め、行動またはアウトプットすること」となる。
会社に頼らず、個人の商品価値だけで生きて行けるかは、今後ますます重要になるだろう。その時に、自分が他人から求められ、仕事が回ってくることが理想でしょう。そのためには自分という商品をマーケティングしましょうということだ。この考え方は非常に重要だと思う。
自分のマーケティングということは履歴書を書くことに近い。そこに経歴(職歴)とスキル・資格しか書けないなら、それは単なる販売である。いい商品だから売れるはず、という考えだ。この比喩は的確で、なるほどと唸らされる。
自分のマーケティングがきちんとできれば、望むキャリアを積み上げる、本を出版する、起業するといったことが人生の目標になり、会社と対等に渡り会えるし、独立して生きていける。うーん、自分でも本を出したくなってきたぞ。
ハンチョウ~神南署安積班~ DVD-BOX
ウチの中学2年生の娘が佐々木蔵之介の大ファン。某自動車CMに出てくるたびにカッコいいを連発する。小学生の娘たちもそれぞれのお気に入りが出演。しかも、毎週「ハンチョウ」を見るたびに、「こんなお父さんだったらな〜」と心ない一言を欠かさない。
ドラマ自体は若手イケメン俳優ばかり出ている刑事物なのに、銃撃戦やアクションは全く無く、人情話中心なのが女の子には受けるのかも知れない。特に、スタイリッシュなオープニングの映像にキャーキャー言ってます。
BOXのデザインもさわやかなので、発売近くなったら娘たちにねだられること間違いなし。トホホ。
ハンチョウ~神南署安積班~ シリーズ2 DVD-BOX
シリーズ1に比べてプロットは複雑になっているのに、そのことが徒に推理に走ることなく、ヒューマンドラマとしてのこの作品に奥行きを与えていると感じました。またハードボイルドな面も加えられたことで、刑事ドラマとしても見応えのある、バランスのとれた作品になっていると思います。
安積班の面々の活躍、毎回の多彩なゲストの方々は前作同様。加えて佐野史郎さん演じる高城管理官と蔵さん演じる安積、二人の過去に纏わるストーリーもあり、最終回までいい意味での緊張感を持って愉しめました。
普通の刑事達が、日々起こる事件を地道な捜査とチームワークで解決していく…それだけなのに、毎回色々な事を考えさせられた良いドラマでした。
劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼 ディレクターズ・カット版(初回限定生産) [DVD]
『響鬼』では、シリーズが長く続いたが故に凝り固まった「仮面ライダーらしさ」が、あえて取り除かれていた。
「鬼」だから昆虫モチーフじゃないし、
悪の組織に改造人間にされたわけでもない、
必殺技に至っては音で敵を倒すという異色さ。
こりゃあ、冠がついてなきゃ「仮面ライダー」という認識を持たれまい。
だが、この劇場版『響鬼』は、紛れもない「仮面ライダー映画」だと言い切れる。
魔化魍に苦しめられている村を救うため、鬼たちは戦う。しかし、「異形」である彼等の姿に村人たちは拒絶反応を起こし、忌み嫌い、迫害する。
守るべき対象からこんなことをされては、普通は愛想を尽かしてしまうだろう。
しかし、それでも鬼たちは、戦いへと身を投じてゆく。自らを嫌悪し、追い立てた「人間」を守り、救うために。その姿の、なんと逞しく、格好いいことか!
この鬼たちの姿、ヒロイズムこそが「仮面ライダー」ではないのか? 仮面の奥底に燃える、「人間の自由と平和のために戦う」という熱きスピリットこそが、元来仮面ライダーが持っていた“らしさ”であろう。大事なのは外見ではない、中身なのだ。『響鬼』は、既成概念のデコレーションを取り払い、仮面ライダーの真なる魂を描いた作品なのだ。
仮面ライダーとは何であろうか?
バッタ(ないし昆虫)をモチーフにしている、
改造人間である、
バイクで疾走する、
必殺技は必ずキック、
、
、
、
それらの答はどれも「否」である。
仮面ライダーとは人間の味方、即ち「人間の自由と平和を守る」ヒーローだ。そしてこの劇場版は、その「仮面ライダーのあるべき姿」を描いている。
人間の自由と平和を守るために戦う、紛れもない「仮面ライダー」の姿。
それが、ここには、この『仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』には、ある。
輝―仮面ライダー響鬼写真集
響鬼の初期のイメージで構成された出演者の写真集(撮影フォト集)です。鬼や魔化魍はほとんど掲載されず、あの居心地の良かったシーンやキャラクターの写真で構成されています。
随所に入る詩やタイトルも初期のイメージのままで違和感ありません。
他社の写真集「魂」とは逆に純粋な写真集として構成されている為、解説や情報もほとんどありません。巻末に細川さん、栩原さんのコメントがあるくらいです。
この価格は響鬼関連の出版物では最高額で若干ためらいましたがご祝儀のつもりで購入しました。
まあいろいろありましたが好きな作品ですので。
それにしても超全集、出て欲しかったなー。