Flea Market Style
持っている中で一番気に入っています。キャスが好きな人にもお勧めできます。
撮影の為に作った感じが無く、素敵なセンスを持った人が本当に住んでる感じがする雰囲気が出てます。ヴィンテージの要素が強いのですが、テキスタイルだけに絞って見ていても楽しめます。沢山の色を使ってもこんなにシックな雰囲気が出せるんだな〜と勉強になります。
すっきりシンプルなものや高級感をインテリアに求めてる人には勧められません。
The Baby Book: Everything You Need to Know About Your Baby from Birth to Age Two (Sears Parenting Library)
子供がやけどしたとき、風邪が長引いたとき,予防接種で打ったところがしこっていたとき,離乳食のタイミングに迷ったとき,ことあるごとに頼りにしています。アメリカと日本のちょっとした違いにふれている点もよいと思います.ただ、原本に対して改訂の頻度が少ないのか,近年欧米で接種をはじめた新しい予防接種のPrevnarについて触れていないし,原本で「経口のポリオワクチンはまれに便から感染することがあるので、ほとんどの先進国では経口から接種に変えている」というようなコメントは日本語版では載っていないし,原本にあるようなどの食べ物をどの時期に導入するかの離乳食の表も日本語版にはありません。
The Remains of the Day (Vintage International)
すでに古典的存在となりつつあると思われる、ブッカー賞受賞の名作。イシグロの作品を一つ読むなら、絶対にこれをお勧めする。これ以上の完成度は、他の作品では残念ながら望めないと思われる。1930年代のイギリス。善意で行動を起こしていたのに、結果的には知らずに悪いものを助けてしまった貴族に仕えた執事の回想録。「自分ができる限りのことをして、自分より偉大なもののために仕えていると信じていたが、実際は自分のしたことはよかったのか?もしそうでなかったとすれば、自分の人生は無駄だったのか?」という問いが、全体を覆っている。感情を抑えた語り口が、かえって主人公のスティーブンスの思いを鮮やかに浮き上がらせているような氣がする。文章にもストーリー全体の流れにも無駄なところが全くない。小説はこうあるべきというそのままの小説。近年の書物にはなかなか見つけられない、dignityを感じさせる格調高い名作。何度も読みたくなる本だ。
追われる男 (創元推理文庫)
冒頭の拷問を受け謀殺されつつある主人公のクリフハンガーなシーンから、脱出行〜帰国、その後の展開へと一難去ってまた一難を地で行く展開はそれなりに面白いです。
出版されてから半世紀以上たった現在の読者からすると、若干遅く感じられるテンポや、理由や経緯をいちいちすべて説明しないスタイルは、違和感を感じるかもしれません。ただ、試験問題を解くわけではないのですから、記述されない事柄や背景を行間から読み取っていくことも読書の楽しみ方の一つでしょう。
あと、個人的には「先祖にシリアの血が流れているから〜」や階級/血統にこだわりを持つような作者のものの見方に違和感を感じました。
英文版 日本茶。 - New Tastes in Green Tea
お茶を使った斬新なレシピがたくさん紹介されているし、写真もとても綺麗で見ているだけでも楽しいです。日本茶の解説なども、詳しく載っていて海外へのお土産にもいいかも。