斉藤謡子のパッチワークパターンオリジナルデザイン156
まず このパターン集で 目についたのは ロポットの顔 カニ サンマ カブトムシ 猫 犬のパターンでしょうか。とてもリアルで可愛いです。最近の
斉藤先生は 昔のキルトのタペに1個だけ逆に作る遊びのようなものを作りたいとおっしゃっていたのを聞いたことがあります。 遊びのあるパターンですので 猫の耳が左右同じ大きさではなかったり アルファベットパターンは
思いっきり遊んで楽しいパターンになっています。たとえば、Mも左右対象の
パターンではありません。レモンスターをアレンジしたパターンなど左右対象のパターンも数多く収められているのですが 遊び心があって楽しいパターンになりました。ひし形つなぎのパターンはダイヤモンドをつなぐように感じますが、しっかり うらぎって頂いて面白いパターンになっています。斉藤カラーの好きな方は、布合わせでも楽しめますし、パターンを使われた作品も掲載されています。作品のデザイン布の使い方 作りたくなるものばかりです。斉藤カラーは苦手という方にも お好きな布で作られるにも役にたつ1冊ですので ぜひお薦めします.
太宰治作品集
値段で購入を躊躇っている皆さん、その気持ち分かります。
私もさんざん悩んだ挙句「1CLICK」をクリックしたときは、
「やっちゃったかなー」と思いましたもの。
でも、聴いて納得。これは値段以上の価値がありますよ。
いなかっぺいによる津軽なまりの朗読も聴きごたえたっぷり。
「畜犬談」「きりぎりす」「皮膚と心」「葉桜と魔笛」などは、
小品だからと安易に選ばれたのだろうと思ってあまり期待せずに
聴きましたが、なかなかどうして。まったく聴かせます。
「畜犬談」なんかはそのまま落語としても通用するのでは?
岸田今日子による「ヴィヨンの妻」、
奈良岡朋子の「斜陽」全編朗読は、まさに贅沢なひと時。
名優たちが自分のためだけに朗読してくれる、
特別な時間を満喫することができました。
大江戸怪談草紙 井戸端婢子 (竹書房文庫)
著者は実話怪談で知られる作家。そのなかで、かねてより憧れていたという江戸怪談に手を出してみたのが本書。江戸時代に流行った怪談風の物語32篇が収められている。平山氏による創作であり、江戸怪談の再話ではないので、ご注意。
けっこう研究したのだろう。かなり良くできている。江戸怪談に特有の血のにおい、うらみ、また当時の風俗習慣が取り入れられており、面白かった。さらに著者独自の色合いなのだろうか、何とも言えない不思議な味わいもあり、一気に読んでしまった。
サティ・ピアノ音楽全集
サティの書いた音符がそのまま聞こえてくるような演奏。
サティの音楽はそれでいい。
下手な感情が入ってしまうと、
彼の音楽がゆがんで聞こえてきてしまう。
サティの音楽はまるでルネ・マグリットのよう。
音のあちこちからサティが覗いている。
全集はチッコリーニにとっては2度目のことです。
前回は連弾の曲などの曲もチッコリーニ自身がオーバーダブでしたが、
今回はガブリエル・タッキーノとのデュオを組んでいます。
新たに発見された曲もレコーディングされ、
まさにサティの音楽全集。
歌曲集もおすすめ。
楽しいおゆうぎ会の服&こもの―ファスナー付け無しの衣装&実物大の型紙付き (レディブティックシリーズ no. 2603)
希望した書籍が書店等に無いため、こちらで購入。
いざというとき。という状況になり、助かったようです。