蒼穹の声-Voices Best-
1980年前後だろうか、ラジオの深夜放送「オールナイトニッポン」で
ツービートという漫才コンビで売れ出した頃のビートたけしこと
北野武がパーソナリティーをしていた頃です。
その時、紹介されて流れてきたのが、「奥の細道」だったのですね。
たった一度聞いただけなのに 頭に衝撃すら感じ、全神経が興奮したのを覚えています。
必死でLP盤を探し求めました。なんとCDなど無い時代です。
最近は、中古でみつけたこのCDを聴いてみての感想ですが
心の奥に染み入るメロディーと様々な音とヴォイスが奏でる音楽は、昔と基本変わっていません。
今回 蒼穹の声を聴いてみて 是非また少しずつ遡ってCDを揃えてみようと思っています。
何度聴いても飽きない 古くならない音楽が姫神です。懐かしくもあり 勇気もでます。
心洗われ 落ち着きを覚え 時と空間がその場で広がります。
皆さんも是非一度 聴いてみてはいかがでしょうか。
幻想水滸伝II(1)
最近『幻想水滸伝2』にハマり、ゲームをしない時でも幻水2の音楽を聴いていたいなぁと思い、このサントラを購入しました。感想は「最高ー!」の一言に尽きますね!ゲームで使われている音源をそのまま収録しているので、聴いているだけでその場面が鮮やかに蘇ってきます。ただ、「Vol,1&2」に分かれてるので少し割高かな?と思いました。ですが、音楽自体は文句なしですよ!
幻想水滸伝 ティアクライス ベストセレクション
幻想水滸伝。実は、存在すら知らなかったのですが、ここでの評価が高かったこと、また1980円という低価格だったこともあり購入。結論、面白かった。無事クリアしたのですが、十分に楽しむことが出来ました。良作だと思います。
楊令伝 15 天穹の章
本来「水滸伝」はお伽噺だ。それに北方先生は個々のドラマを与え、拭いきれないリアリティを植え付けた。だから続編ができたのは、自分には当然だった。命を与えられた彼らが生き残っていたからだ。
ただ、生き残った彼らが、正史を作ることには違和感があった。その違和感の集大成が「楊令」だ。正史にない名前だ。「梁山泊」も勿論ない。彼らは「夢」だ。美しい幻だ。だから消えていき、歴史上のヒーローである岳飛が残る。
流れは納得できる。だがしたくない。もっと楊令に夢を綴ってほしかった。彼は皆に同情される存在なのだろう。もう重荷を置いてもいいだろう――自分にはそう思えなかった。「幻王」にしたくなかった。岳飛に夢で片付けてほしくなかった。
今までの首領たちに無念がなかったとは、勿論言わない。だが、楊令は存在を曖昧にされてしまった――そのように、自分は感じてしまった。残念だというより、悔しい。
北方先生には尽きせぬ感謝を。よくぞ、こんな面白い話を書いてくれたと思う。岳飛伝にも期待してます。
幻想水滸伝V Play Station2 the Best
1の9年前の話ですので、1に出てきたキャラも数名登場しますが、データコンバートなどはないので、知っていれば楽しいよ、くらいです。
4の話も出てきます。主人公は女性が王になるファレナ国に生まれた美しい王子です。お供キャラは部下の美少女リオン(かなり好き嫌いが分かれるキャラクターかと)。
絵柄が綺麗ということもあってか、どのキャラも大抵美形でいい女・いい男。
特にメインキャラクター達は美形揃い。もっと草臥れたオヤジやらおよそ可愛くない女の子とか、多種多様にメインにいてもよかった気がします。
さらにどこの層を狙ってなのか、萌え系キャラが異様に多かったです。スタイル抜群お姉さま、お兄ちゃん子なわらわ喋りの妹、どこまでも尽します暗い過去を持つ健気系自己犠牲系美少女、飄々としてつかみ所のないけど芯の強い美少女…など女王国なだけあって王子の周りはものすごく王子の為に命かける美少女だらけです。
前作の4ではとても孤独な主人公だったのでギャップがすごい。
しかし、敵方が「敵ながらあっぱれ」と思うところが一切なく、いまいちパっとしません。
基本的に王族貴族の内輪もめストーリーなので、主人公(王子)の周りの騎士や貴族以外の仲間の印象が非常に薄いです。
個人的にシリーズはじめて108人の名前も顔も覚えきれない作品でした。
もっと脇にも力を入れてくれよ…と。
最終的にこの作品を好きになるかはおそらく、お供キャラの「リオン」が好きか嫌いか、騎士の中に好きなキャラが出来るか出来ないかでかなり変わってくるかと思います。
操作性やシステムはやはりだいぶ改善されており、
システムも原点回帰ということか、1&2を意識して作られているようで、6人パーティーのターン制の戦闘です。そして3のスキル制も取り入れてあります。3の時は強くなりきったキャラクターはどんどんスキルが溜まって余ってしまうもったいない状態でしたが、5ではそれを手数料分引かれるものの、他のキャラクターにまわすことができる仕様になりました。これで弱いキャラクターのスキルポイントを上げるのにも便利に。
ゲームとしての評価はそこそこ良くて、ゲーム性は面白いですが、
プレイしていて不快に感じる味方キャラクターの数々や
えらく小規模というか王族貴族の内輪モメに一般人を巻き込むストーリーというか、
ストーリーやキャラクターにあんまり魅力を感じませんでした。
★はあくまでゲーム性に。