恋のためらい フランキー&ジョニー [DVD]
パチーノの粘着ぶりはやっぱイタリアンって感じで、デ・ニーロと同じだな、と思ってしまった(笑)
花屋のシャッターが開くシーンなんか素敵だな〜
ロマンティックな「スカーフェイス」と言えなくもない。
恋のためらい愛の罪 (ラキア・スーパーエクストラ・ノベルズ)
甘い口説き文句なんて死んでも囁いてくれそうにない強面の弁護士と(「名器だ」「やらせろ」とは平気で言うんですけど)、彼に身も世もなくのぼせあがってしまうちょっと遊び人の大学生のお話。
冷静に読み返してみると、これといった大事件が起こるわけでもなく、ただただ二人の関係が少しずつ変化していく過程が描写されているだけなのですが、書き手が上手いのでしょうね。読者の興味をそらすことなく最後までドキドキさせられます。
小生意気で世慣れた、でも案外純情(単純?)な青年もいいですが、この小説の最大の魅力はなんと言っても神谷弁護士。傲慢でクールで我田引水、一方的に青年をたぶらかし(笑)翻弄しておいて、自分は仕事が最優先。・・・と書くといやな奴ですが、実は愛情表現が苦手で不器用なだけなんですね。本当は若い恋人にベタ惚れで、こんなにおまえが大事なのに何でわからないんだ!って焦れて勝手に怒り出すタイプ(はは)。
強引でオトナで、途方もなくかっこいい神谷先生にはまっちゃうことうけあいです。
恋のためらい愛の罪
甘さの中に苦さが混ざった、大人っぽいストーリーでした。(原作未読)
可愛いけどちょっとビッチでエロエロな緑川さんと、クールで大人な堀内さんの
演技が素敵でした。福山潤さんも攻めてます!
話も面白いし、エロも濃厚なのにあと一歩盛り上がりが欲しい気がする。
何が足りないのかな・・。う〜ん・・実に惜しい。
声優さんのファンだったら迷わず買いだとは思います。
シエスタ
かれこれ何年になるだろう。中学生の時に竹中さんの「恋のためらい」という至って地味なドラマがあった。そのドラマにハマり(切にDVD化して欲しいです!!)その主題歌である教授作曲の「君に星が降る」を聴きました。何でもないけど忘れられない日々・・・。曲とドラマの世界が何とも言えない切ない雰囲気を醸し出して忘れられません。アルバムとしては往年のジャズの名曲「スターダスト」の口笛バージョンに始まり加奈崎芳太郎による「ウーマン」中島みゆきによる「紅灯の海」など本当に良い曲揃いです。しかし何といってもチャボによる「ポスターカラー」「ステーション・ホテル」清志郎による「危ない二人」幸宏さんによる「遠い夏の日」と言うかほぼ全曲になりますが竹中さんのドクトクの良い声と相まって名曲揃いとなっています。歌手としては認知度の低い人かもしれませんが、日常生活の中で手放せなくなるような沢山の人に聴いて欲しい一枚です。あぁ〜心地良いですよ。
恋のためらい フランキー&ジョニー [DVD]
ラブストーリーですがベタベタと甘い内容ではありません。どちらかといえば現実的です。フランキーもジョニーも、それぞれ過去に辛い思いをしており、それを背負って生きている、ごく普通の人たち。でも何故でしょう、甘ったるいラブストーリーより惹きこまれるし、とても心を打たれます。ネイサン・レイン等、脇を固める役者さんもいい味を出しているし、パチーノもコミカルな演技の合間に哀愁を漂わせたりと、中々素敵。ミシェル・ファイファーがラストで見せる演技は、もう涙なくしては見られません。適齢期を過ぎ、過去にとらわれて臆病になっている女性の弱さがひしひしと伝わってくる素晴らしい演技です。派手ではありませんが、秀作。Happy endingなのが更にいいですね。私のお気に入りの一本です。廉価版発売という事ですので、この機会に是非♪