「核」論―鉄腕アトムと原発事故のあいだ
罪(過去)と責任(未来)を考える時、現代日本のキーワード「忘却=動物化」は実に両義的である。電力会社の罪を口上する高木仁三郎は、オッペンハイマーに比べ、科学技術の業を人間の原罪の深みから語っておらず残念だ、と著者は述べている。そうだろうか?原罪とは、人間がもつある種の反社会性を端的に甘受することであろうが、といって、「罪を憎んで人を憎まず」という教条を唱えることではない。公共性を志向する著者の篤実さには深く敬意を表するが、竹内薫著『世界が変わる現代物理学』と共通する面映い読後感に陥らざるを得なかった。宮台真司氏の如く、徹底的に理想に準拠した上での断念を述べて頂きたかった。我欲を馴致し、公共性に貢献させることなど、不可能だと述べて頂きたかった。こうした前提の上に立ち、それでもあえて理想に準拠するのだという二枚腰を披露して頂きたかったのである。放射性廃棄物の管理責任を否応無く負わされるのは、我々後進である。中曾根康弘氏ら先進には、我々後進とは異なり、別様(=原発断念)の選択可能性があった以上、「過去の清算」を求めねばならない。「原発の立地は、過疎地であることを持続的に必要とする」と言及なさっていただけに残念だが、エネルギー安全保障上、原子力の有用性に配慮する著者の分析に欠落しているのは、「技術受容のリアリズムをわきまえない感情的な表現」とは無縁の費用対効果(原発の有効期限は50年以下、放射性廃棄物の管理は数万年)というリアリズムである。してみれば、著者の立論自体、「(周囲が期待する)未来の責任」を負わないものではないだろうか?追記、清水幾太郎に対するコメントが素晴らしかった。小熊英二著『清水幾太郎』に落胆していた折、是非ともお読みいただきたい。思い当たることが多かったからであろうか? 実に見事な描写である。
ライオン・キング ミュージカル
迫力満点の舞台がそのまま伝わってくるようなCDでした。あの有名な「サークル・オブ・ライフ」はもちろん、後半ナラが歌う「シャドウランド」や「愛を感じて」なども本当に美しいナンバーです。ミュージカルを好きになるきっかけにもなるようなCDなので、一度聞いて見てください。
鉄腕アトム&ベスト・ヒーローズ 手塚治虫「壁紙」作品集
アトムやジャングル大帝にリボンの騎士と他2作品、お馴染みの手塚作品が50枚も入った壁紙ソフトとは、太っ腹なソフトです。
価格もリーズナブルで購入しやすいし。
毎日使うパソコンだからこそ、自分流にデスクトップをカスタマイズしたい人にはオススメです。
わたしは、もちろん毎日アトムで元気百万馬力!ってとこです。
あらびき団 第1回本公演 [DVD]
テレビだと、ネタは、もうちょっと見たい的な所で強制終了。
レフト&ライトのツッコミも、もうちょっと見たい的な所で終了。
そのフラストレーションを無くしてくれるのがこのDVD。
しかし、あまりに芸人が多すぎて、途中で若干、ダレてくる。
だが、そのダレてくるのも含めて「あらびき団」なのだ。
名人芸ならダレる事も無く、長い尺を持たせられるハズなのに
持たせられないのが「あらびきパフォーマー」w
正直、トップバッターに、なぜこの人が・・・・・・・というのと
ザコシショウ、ふとっちょ★カウボーイのスベりっぷりに笑った。
それと特典映像は決して本編を見る前に見ないで下さい。
先に見ちゃうと面白さが半減します。
ラオウが何故、里帰りしなくてはならなかったのか、
それは、本編を見ると分かります。
しかし、テレビじゃないからなのか、テレビではカットされているのか知らんが
レフト&ライトの毒舌ぶりが素晴らしい!
芸人へ向けての逆説的な愛情の表れなのか本心からなのかという
ギリギリのラインでの悪口w
本公演は年1枚ペースで発売してほしいです。
次回はガリガリガリクソンを多めでお願いしますw
ASTRO BOY 鉄腕アトム アトムハートの秘密
俺ってこんなに手塚漫画が好きだったんだなぁと再認識させられました。
一応新作アニメに合わせてますが、実際は24時間テレビの手塚オールスターアニメというか「火の鳥・アトム編」とも言うべきストーリーになっており、手塚作品では何かと不幸に終わる人間とロボットの関係が、本作ではアトムが中心となりハッピーエンドになります。そして、それはあの人の願いでもあったというのは、もう泣けて泣けて。
さあ、BJの携帯無菌テントを守りつつ闘え!