【運行開始】南武線快速列車走行シーン集南武線モバイル

【運行開始】南武線快速列車走行シーン集

南武線は川崎〜立川間・35.5kmを結ぶ通勤路線で、205系・209系電車の6両編成で運行されています。それまで定期列車は各停列車オンリーだった同線ですが、4月9日より快速列車の運行が始まりました。快速を含めた現在のダイヤ自体は3月12日施行ですが、その前日に発生した東日本大震災の影響による設備点検、そして震災による電力供給不足のため、快速の運行は見合わせとなっていました。電力事情が落ち着きを見せ、この日ようやく快速の運行が開始されたものです。運行開始とはいうものの、正確には「復活」しています。かつて南武線には1969（昭和44）年に快速列車が設定されましたが、1978（昭和53）年に廃止、定期列車では32年半ぶりの復活ということになります。とはいえ私が生まれていない頃なので（笑）、JR東日本としてもあえて「復活」とは言わないようです。現在の快速は川崎〜登戸間に通過駅があり（武蔵小杉〜武蔵溝ノ口間と登戸以北は各駅停車）、川崎駅・立川駅基準で10時〜15時台に毎時2本が設定されています。一部の編成には快速運行をPRするラッピングが施されています。ちょうど沿線の桜が見頃を迎えており、また午前中に降っていた雨が止み、桜と南武線電車のコラボレーションが各所で見られました。難点と言えばこの日は統一地方選挙の投票日前日なので、選挙演説車を沿線の至る所で見かけました。タイトル写真は武蔵新城〜武蔵溝ノ口間での撮影ですが、これを動画撮影しているときに演説車が現れ、映っている電車と並走しながら候補者の名前を連呼していました。選挙は大事であり、これまで一度も棄権せず投票していますが、さすがにこれは腹が立ちました（笑）。 2011.4.9