0.6
現時点でリリースされている三枚の中では、一番好きなアルバムです。(どれも好きですが)
全ての曲に強い存在感があって、特に前半三曲は圧巻です。リアリティのある歌詞と、
ひろむ氏の鬼気迫る叫びが、胸に突き刺さります。
朗読曲「よだかの星」は、タイトルを見た時にまさかと思いましたが、
やはり宮沢賢治の同名作品を取り上げた楽曲でした。
よだかが悲痛な声をあげながら燃え尽きてゆく姿が目に浮かび、
聴くたびになんだか切なくなります。
編集者という病い
昔、尾崎豊特集目当てに月刊カドカワを購入していた私は、
尾崎や斎藤由貴、その他いろいろな作家の方の作品のあとがきで
「編集長のケンケンこと見城徹さん」というフレーズをとてもよく目にしていて、
かっこいい名前でできる男なんだろうなというイメージを何となく抱いていた。
その方が幻冬社という会社を立ち上げ、大胆な戦略で軌道に乗せたことも
出版業界にそんなに興味があったわけでもないのに知っていた。
そんな見城氏の仕事のことを書いたこの本を、もちろん尾崎の記事読みたさに買った。
面白かった。ダブりは多いけど。
尾崎(たぶん境界性人格障害なのだと思われる)とのぶつかり合い、彼の復帰のために
会社を興すなどありえない努力、成功、手腕・・。いろいろなアーティストや作家との交流・・。
文章も読みやすくかっこよかった。
でも「自分に酔いすぎじゃね?」と思う箇所もちらほら・・
高校卒業の日から4年間つきあうことになった初めての彼女と、
3畳一間のアパートで男と女になったとか・・恥ずかしいかも・・
「このインタビュアーの人も見城氏をかなり『スゴイですね』と
持ち上げないと、話を引き出せなかったんだろうな・・」とか
勘繰りながら読んでしまいました・・。
(しかし、言ってみれば「高校デビュー」の氏の歴史は、結構興味深く面白く読めました)
自分の容姿に凄くコンプレックスがあるという氏が、オフィス街でトレンチコートを
はためかせて駆け出すショットがオビに出てるし。
若くして成功し、手に入れた角川の役員の座を捨てて会社を興し成功させた手腕。
正直本当にすごいしできる方だと思いますが、自己啓発本等として読むと
鼻につくところがあるかもしれないです。
WE LOVE GUITAR 尾崎豊
今日届いたので、いじってるんですけど、結構楽しいです。
はじめは歌とギターのタイミングが合わず、気持ちよく歌えなかったので、「なんだよこれ。」と機械のせいにしてみたりしましたが、すぐに慣れ、それに従って楽しくなりました。
楽しくなるまでの間、約1時間。
尾崎豊の曲が好きな人は、かなり楽しめると思います。
OZAKI FILM ALIVE AT ARIAKE COLOSSEUM IN 1987 THE TWENTY-FIRST SUMMER [DVD]
数曲、落ち着きの無い編集のされ方をされた曲があります。
アップテンポな曲なら、百歩譲ってよしとしますが、
なぜシェリーまで????
貴重な映像なのに…。
なのでマイナス星1。