私 デザイン
アメリカを中心に世界的な支持を受けている美術監督でグラフィック・デザイナーの石岡瑛子女氏。日本人は業界の関係者や、そういう世界に興味ある人しか知らない名前だろう。なぜなら活動の中心も評価されてるのも主に海外だからである。他のレヴューが細かく説明しているので、同じことは書かないが、世界的なアーティストたちの舞台や映画を陰ながら支えている、美術界のドンのような人だ。その手さばきは素晴らしい。洗練されてて、大胆で、味があって、強烈にモダンだ。
例えばBJORKの「COCOON」のアートワークなどは、石岡氏を知る以前から「こういうのを考える人ってのはスゲぇな」と惚れ惚れしていたのだが、まさか日本人がやっていたとは驚きだった。まあとにかくそんな彼女のエッセイというか、仕事日記という感じ。アーティストたちとの交友や共同作業を通して感じたことを一つ一つ丁寧に綴っていくという案配です。ゆえにデザインやアート関係の仕事を目指している人には堪らない箇所がけっこうある。
んが、何故ここまで褒めてて3つ星なのかといえば、彼女の異様なまでの自画自賛が一々神経を逆なでするからだ。他者の失敗談と、自分の成功を交互に語ることでコントラストを出して、いかに自分が抜きん出てるかを一々説明する辺りはかなり我慢ならず、そんなに自尊心が強いならアラーキーみたく「天才ですから」って断言して書いてくれた方がずっとスッキリするのだが、自画自賛の後に一々卑屈に謙遜したりするのが余計に鼻につく。
しかし根本的な表現哲学やセンスは非常に洗練されていると感心した。たしかにこの人にだったら安心して大きな仕事を任せられるという確信が持てる。それだけに、画集のような形でここまでの軌跡を紹介するのは最適だろうが、エッセイというのは彼女の価値を半減している。
こういう人はメディアに顔を出せない方がカッコいい。
Need You Now
このユニット名(南北戦争以前の婦人)を耳にして、多くの米国人(白人)は、何とも言えないノスタルジーを感じるんじゃないだろうか。
古き良き時代のオールド・アメリカンの香りを、この新世紀に吹き込んできた、カントリー/ポップ作品だ。
今年のグラミーで5部門を受賞し、台風の目となった本作、セールス的にも近年稀に見るモンスターアルバムとなっているわけだが、例えば、オバマ米大統領の政策に対するカウンターとして、昨年の中間選挙において大いにその勢力を広げた「ティーパーティー」に代表されるような、右派、保守派の台頭という流れが、彼らのようなアーチストをトップグループに押し上げたという面は、確かにあるのだろう。
しかし、そういった世情のことは抜きにしても、本作はいい作品だと思う。
カントリーはちょっと苦手(かく言う僕もどちらかと言えばそうなのですが)、という人にも、このアルバムは十分楽しめると確信する。
ジャンル分けすれば、確かにカントリーなのだが、もっと間口の広いポップス作品に近い作りになっていて、R&R調の曲もバラード曲も、実にバランス良く配されている。とにかく、全曲出色の完成度だ。
僕個人として気に入っているのは、クラプトンを彷彿させるブルージーなギターと、艶やかなハーモニーが耳に心地よい男女のツインヴォーカル。
特にこの二人のVoは素晴らしく、曲調も相まって、往年のFLEETWOOD MACのリンゼイ&スティーヴィーを思い起こさせたりもした。
とにかく、毒が無く、屈託が無く、シンプルに「いい曲」が一杯詰まっているのだ。
まさにグラミー受賞に値する、素晴らしい作品集だと思います。
ニュー・モーニング ザ・パリ・コンサート (New Morning The Paris Concert) [Import DVD] (直輸入盤・日本語解説帯付き仕様・特典DVD付)
いや〜最高のライブ!とにかくラリーカルトンが本当に気持ちよさそうに弾いています。ある意味で貴重な映像です。
なんといってもトリオと言うのがいいです。実に心地いい音楽です。
こんないいライブでしたら本当はブルーレイで見たいのが本音で発売されなかったのが残念です。
カルトンのトリオアルバム考えて見たら今までリリースされていないんですよね。
次作はトリオで新作出して欲しいです。
B'z松本孝弘さん着用 サングラス SPYDYNASTY(スパイダイナスティー) DYBS00
B'zの松本さんがコマーシャルでしていたのを見て購入を決めました。
日本人ってなかなかサングラス似合わないし、もともとする習慣があまりないですが、これはカッコいいですよ。
個人的感想ですが、サングラスが似合うかどうかは、かけたとき「眉毛が隠れるかどうか」がポイントの一つになると思うのですが
この商品はしっかり隠れますよ。
日経エンタテインメント ! 2011年 04月号 [雑誌]
『世界が認めたジャパニーズ』という中で注目したのは、『世界が聴きたいJ−POPトップ20』で
4組もジャニーズが(Hey!Say!JUMP・嵐・KAY-TUN・NEWS)入っているのに驚きました。
あと日本の音の作り込み日本語の響きが新鮮で、人気があるアーティストは「クール」と表現されることが多いらしいです。
普通海外向きに色々と考えて作りがちになってしまうが、この雑誌を読んでからそれは逆効果の場合もあり、日本の感覚で作る
ほうが受け入れられやすいというのも分かり、本当に世界に認められてるという感じがして嬉しいなーと思いました。
表紙の嵐の二宮くんもハリウッド映画『硫黄島からの手紙』海外公開している『GANTZ』とある意味今回のテーマに繋がりのある
一人でもあるので読み応えもあります。
二宮くんの独特の持論や嵐のバラエティー番組を大切に思う姿勢、そして本当に嵐でいる時間が楽しく大好きなんだなという思いが表現
されています。
ジャニーズ繋がりでこれから頑張っていく赤西仁くんも曲作り・語学等本当に楽しんでる雰囲気でしたね。
この二人のピンナップのショットもなかなかいいのでファンなら嬉しいと思いますよ。