Every Good Boy Deserves Fudge
シアトルの所謂「グランジ」とカテゴライズされる老舗バンド。NIRVANAより活動暦は長かったが、結局彼らみたいにブレイクしなかった。でもな~NIRVANAよりも断然コイツらの方がカッコいいんだけどな。当時、今作や次作と「Never Mind」を聞き比べていつも思ってたしね。アルバムの所々に妙なSEが挿入され、すっトボけたバンド、と思いきや、1「Let It Slide」でいきなりガツンと強烈な先制パンチをお見舞いされた。暴力衝動に駆られながらも、顔は笑っているようなファニーな雰囲気があるんだよな。NIRVANAは醒めたイメージだけど、コイツらは熱くおバカな感じがまたグッド!3「Good Enough」ではヘロヘロなVOで歌ってパンクアティテュード高し。8「Who You Drivin' Now」10「Shoot the Moon」は1に負けず劣らずの超強力なハードドライヴィングナンバーで、熱い熱い~っ!あれだけ聴き狂ってたのに、貸したCDは今は何処へ・・・。また聴きたくなってきた。買いなおそうっと。
Superfuzz Bigmuff & Singles
ガザガサ・ザラザラとしたリフに、Mark Armの素晴らしい声質、シンプルな展開、
まさに、これはいわゆるグランジロックと言われる音楽性で、
初めから最後まで全て佳曲という、かなり完成度の高い作品である。
Green Riverのメタリックなリフも好きだが、
Mudhoneyのガサガサなリフというのは、中毒性があって、素晴らしい。
そして、Mark Armの咆哮は、やはり特別なものである。
完全にMark Armワールドに染め上げてしまう。