ボクは吃音ドクターです。
重松清さんの推薦の言葉に促されて読み始めて、許されて生きる、すてきな感覚が著書から浮かび上がってきました。「どもり」にほんとうに苦労してきた人は、きっと泣けると思います。でも熱い想いとともに、客観的というか、抑制の効いたタッチがとてもいい。テレビ出演を経て、「夢は夢で終わる可能性がある。夢を持つな、目標を持て」という言葉に賛同しているところに、しびれてしまいました。
また、現場の言語療法士との対談や最近の吃音研究、特に脳の研究にはうならされました。これほど吃音の正体について実体験からもわかりやすく語った著書を私は今まで知らない。
勇気が湧き、さわやかな風が心を吹きぬけ、心温まる大絶賛の本です!
鳥谷朝代のあがり症克服講座 VOL.2 [DVD]
現在、スピーチ塾に通っています。
鳥谷朝代のあがり症克服講座 VOL.1 & 2 をセットで購入しました。
VOL.1は、非常にリアルなスピーチ塾の講座を映像化していますが
VOL.2は、模擬結婚披露宴を例にして、それぞれの立場での
スピーチの仕方を紹介しています。
発表者のスピーチ後の感想や、鳥谷先生のコメントがとても勉強になります。
折角、スピーチ塾に通っているので、塾生としての視点で感想を書くと
出演されている皆さんは、非常に上手にお話されているので
「ほんとにあがり症の人達なの?」と疑ってしまうのですが
今でもスピーチ塾に通っている方を知っているので、本当にあがり症の方々です。
しかし、あがっているように見えないのは、あがり克服の為に
姿勢、呼吸、発声法、そしてスピーチの反復練習をしている
その結果として、堂々とスピーチされているように見えるのだと思います。
VOL.1のレビューでも書きましたが、このDVDは、あがり症克服のきっかけになります。
あがり症が克服できれば、人生も大きく変わると思います。
青い鳥 [DVD]
この作品は僕の心を根底から揺さぶりました。
吃音者の教師が、いじめ問題が発生したクラスの臨時教師をするお話です。
この中で様々な出来事が起こりますが、この教師は身を持って教えるという事に徹していると思います。
言葉の持つ力も大切ですが、それ以上にその人間、人間同士が教え教えられ、一個人が一方的に教えられる事というのは、「生きる」という事に関してはないのだということを感じました。
舌根をやわらかくすると歌がうまくなる (CD付き)
他のレビューにも書いてあるが、確かに朗読はあまり上手くない。
しかし、著者が声楽家だから仕方ないし、歌の発声は参考になったし、
そもそもボイトレ本は、音声よりも文章の内容が重要だと思う。
要するにボイストレーナーとして優れているかということだ。
個人的にはかなり良い本だと感じた。
鳥谷朝代のあがり症克服講座 VOL.1 [DVD]
どうして、人前でしゃべるとあがってしまうのだろう?
って、物心ついたときから、頭の中にあった恐怖。
でも、深く、考えたことがなかった。
何でだ?
そんな「何でだ?」ってところの原因を紐解いている。
あぁ、そっか、そんな単純なことだったのかぁ。
自分のことばっかり気にしているから、人前で自分以上のことをしようと格好をつける。
うまく格好付けられるかどうかが気になるから、あがるんだ!
この部分に、気持ちがスッキリした。
そんな原因を解説し、だから、こうすれば良いんじゃない?ってことを教えてくれてる。
これ見て、すぐに「あがり」が解決する訳ではなかったが、原因がわかったことで、何か重い気分が楽になったのは確かだ。
この中でいろいろアドバイスしてくれることを試してみようっと前向きに考えられるようになった。
そういう意味では、これ買って、救われた◎