KIYOTAKA SUGIYAMA MEETS TETSUJI HAYASHI REUNITED
オメガトライブに熱くなり、それからも聴き続けている私にとって、林哲司氏とのコラボレーション、といえば、当然オメガ時代の楽曲を予想させるものだった。
実際、今回の「Reunited」以前にも、「島からの手紙、海からの返事。」のWishing your love、「Veteran」のGlory Loveは、まさにオメガ時代の再来といった印象で、また、何れも名曲だった。「Reunited」もその集大成か、と思いきや、いい意味で違う印象を受けた。
アレンジは、まさに林哲司氏らしい、素晴らしい内容になっているが、楽曲自体は、近年の杉山さんそのものだ。オメガ時代に戻っている訳ではなく、今の、まさに現在進行形の杉山清貴だ。
さて、トップテンの模様を収録した付録のDVD。杉山さん、若い、細い。これも必見だ。
ゴールデン☆ベスト EPO
もし、一度でもEPOの歌を聞いて"いい曲だなー”と思った事がある人なら、
間違いなくこのCDは買ってよかったーと思います。
これから夏に向けてドライブのBGMにも是非!
若い世代の人にもお勧めです。80年代の音楽は最高よ!
と、思う、今日この頃・・・。
歌謡曲 林哲司 著
「ウナ・セラ・ディ東京」「旅の宿」「亜麻色の髪の乙女」などなど誰でも経験してきた名曲が著者の体験を通して、林さん自身のクリエイターの立場からの一定の見識を保ちながら、次々と紹介されています。自然にわたし自身の体験が甦ってきて楽しく拝読できました。音楽を友とする普通のヒトの感性と、長年作曲家としてご活躍されてきた筆者のプロの感性とが合わさって、とてもバランスのとれた名曲紹介になっていますね。良い本をありがとうございました。
ハチ公物語 [DVD]
アメリカ版ハチ公映画公開に触発されて気まぐれでレンタルしたのですが、深い話なのに仰天しました。数多ある「感動の動物映画」を寄せ付けない身の丈の高さがハチ公の物語にはあるではないですか。
ハチ公が長きにわたって主人を待ち続けた理由は「よく分からない」のです。実は。犬の内面が分かるはずがない。単なる習慣だったのかもしれない。犬の時間の流れの感覚は人間とは違うのかもしれない。しかしこの物語の普遍性はそういう部分ではない。
訪れない者を「待つ」という行為の壮絶さですね。虫のようにただジッと待っている、その極めて受動的で静的な行為の迫力に我々は驚いてしまうのです。その行為を飽かずに続けるということが。待つことに怒りもせず、不快がりもしないことが。あるいはハチ公はその行為の先に何か良きことがあると期待さえしていなかったかもしれない。
これを人間でやったら『ゴドーを待ちながら』的な不条理劇になるのかもしれないんですよ。ロシア産の難解な文芸映画になるのかもしれないし。犬がやるから、献身とか愛とか友情とかとか、万人が自分たちの読み込みたい物語を好きに読み込んで感動するんです。そして短期の見返りがなければすぐに飽き、遠い見返りならば「長期投資」と呼び、陰に陽にソロバン勘定なしには呼吸することさえない自分たちを無意識に恥じているからこそ、我々はこの犬の姿に粛然として泣くんでしょう。自分が斜めな人間だと思っている方、特にどうぞ。
魂萌え! [DVD]
定年を迎えた夫が急逝してしまう。
専業主婦だった主人公に、夫の死を迎えたその日から
いろいろな出来事が襲う。
相続の話や、信じ切っていた夫の愛人。
息子や娘。 友達関係。
周りのいろいろな出来事。
そんな中で 少しずつ自分を見つめなおして
立ち上がっていく。
定年離婚なんて言う言葉もある昨今。
やはり 私が思うのは・・・・
女の強さ。 (笑)
いろいろな立場の違いによる考え方の違い。
心の機微も微妙なタッチで見えてくる。
この映画は、熟年の夫婦・奥さん・旦那さんが
みるといいかも。 (笑)
それぞれの立場で見方も変わる?? (笑)