さくら伝説―松坂慶子写真集
50歳という年齢でという「枕詞」をつけなくても
充分に美しい肢体を見せ付けてくれた。
彼女がちょうど30才ぐらいの時に映画でヌードになった。
その裸は正に絶品、美しいとはこういうことかと
まだ若かった私は興奮とも感動とも言えない気持ちになった。
時を経て彼女のヌードは。。。。
やはり素晴らしかった!!!
実は心配しながら購入したのだが・・・・。
技法に走った傾向が鼻につく部分もあったが
素材の良さが充分に堪能できた。
出産後に劇太りした時はとてもショックだったが
やはり美人は美人なのである。
所帯じみた感じも全くなく女神が降臨したような思いである。
兄弟 (新潮文庫)
戦争が兄の心を壊してしまったのだろうか。そのどこか投げやり的な
生き方は異常とも思える。そんな兄に翻弄される家族。特に弟禮三が
作詞家として売れてから以降は凄まじい。普通の人間ならとっくに
縁を切ってもおかしくない状態なのに、禮三は兄をかばい続ける。
切りたくても切れない。家族とはそういうものなのかもしれないと
思う。だがついに弟が兄を見限る日が来る。そして兄の死。
「兄貴、死んでくれて本当に、本当にありがとう。」
禮三の叫びの中に、深い悲しみを見た。もし戦争がなかったら、平凡な
兄弟でいられたかもしれない。そう思うと、兄の人生が哀れでならな
かった。
藤圭子 GOLDEN☆BEST
今までレコードを聞いていた。なんというかCDの時代の歌手ではないと思っていたところがある。あれは現象だったと思っている。レッド・ツエッペリンを見に行った同じ会場(大阪フェスティバル・ホール)に藤圭子を見にいくことがあるなんて夢にも思わなかった。その後演歌のレコードを買ったことはない(藤圭子を演歌歌手だと思ったこともないけれど)。「オートマチック」で実に似た声の歌手がいると本気で思った。正面からの誰が言ったかわからないけど「一松人形」の雰囲気の写真が一番好きである。そういう意味では少年マガジンの表紙が懐かしい。5000万円ほどのお金の出所に白痴丸出しの答弁を聞いてもあれは別人の話のように感じてしまう。あの時の藤圭子はあの時代で消えてしまっている。ただネットで調べたらその後もかなりのレコードとCDが出ていて、本人は普通の演歌歌手のつもりが時代が勝手に担ぎ上げただけだったのかもなあと今になってみれば思ってしまう。本人にとっては迷惑だったのかも知れないなあ。
長崎ぶらぶら節 [DVD]
最近、着物に興味を持ち「着物がたくさん出てくる映画がみたい」と
思って、この映画を見ました。
芸者さんの衣装から、日常の着物、四季折々の着物と着物鑑賞を存分に
楽しみました。
映画としての出来も、吉永小百合演じる愛八が、凛とした強さと優しさと
恋する女の可愛らしさを見事に表現していて、見終えた後に、
しみじみとした満足感を覚えました。
この映画を撮影した時、吉永小百合さんは、56歳。
なのに、恋した人を思う時の可愛らしさといったら、同性から見てもため息が
出る位です。
ゴールデン☆ベスト 石川セリ シングルス・アンド・モア
レコード時代にセリのベストを買って聞いていました。最近になってもう一度聞いてみたいと思い、昔のベストを探していたのですが、同じ物が無かったので、このCDを買ってみました。納得できるベストでした。