ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則
この本の監修をしている神田昌典氏が、
海外にはすばらしい内容のビジネス本が
沢山存在しているが、ページ数が多い上に、
日本に較べて値段が高いために、それを翻訳して日本で
出版しようとすると、出版会議で「売れない」と
判断されてしまう値段になってしまい、結局出版されない
ままになってしまう・・・・・と述べていました。
この本もそんな本のなかの一冊だったのかもしれません。
内容は、天才コピーライターが書いた本であるにも
かかわらず、書いてある内容の全てを私は知っていた!!
冒頭で改編者がこのようなまえがきを書いている通り、
ビジネス本を多く読んでいる読者であれば周知の内容が
多いかもしれません。
しかしながら、元祖、本物が語っているその語り口には感銘を
受けます。どう語るかではなく、何を語るかだ!とは言っても
本書の語り口はシンプルかつ印象に残ります。
分厚い割には、読みやすく短時間で読みきれます。
3200円は高くはありません!
One(通常盤)
嵐を独り占めにするために、ヘッドホンで聴いていますが、ソロ曲が最高です。
耳元で聴こえて来る声に、一人『萌え』ております。
特に、大野君の声がセクシーで惚れ惚れします。
DVDは、ソロのレコーディングの真剣&カワイイ様子が見られて、母のような年齢のワタシにも嬉しい一枚でした。
(☆櫻井くん☆のような若いお兄さんでも、首を寝違えるらしいことがわかり、ビックリ!!しました)
御魂~忍~ [DVD]
ノーマルプレイだけでなく、触手やレズがあり面白いです。ヒロイン3人も可愛い。
しかし、惜しい作品です。絶頂時、男性の精液がほとんど描写されていません。つまり、顔射等は一切無し。外出し大好き派の人には微妙な作品だと思います。
HPウェイ[増補版]
本書はHewlett PackardのCo-FounderであるDavid Packardの「私の履歴書」的な自伝(1995年に出版されたもの)の増補版である。David PackardはStanfordでWilliam Hewlett他の創業メンバーと出会い、1939年にgarageで起業した。このことから、シリコンバレーはそこから始まったとされ、その後のシリコンバレーでの起業はgarageから始まるものという伝説にもなっている。David Packardはまた、ニクソン政権では国防副長官を務めた。
本書のタイトルとなっているHP Wayは企業の理念を示すものとして有名であり、今日のビジネスの世界でも通用する普遍性を持つが、最初は現実離れしたものと受け止められたようである。1960年に集まったHPのマネジャー達に、「金を稼ぐことは重要な結果ではあるが、もっと深いところに、会社の本当の存在意義を見つけなければならない」とした。
1966年には、「利益」「顧客」「関心分野」「成長」「従業員」「組織」「市民としての行動」の7つについて目標を再定義した。従業員には、仕事の達成感から個人的な満足感を得る機会を提供することとし、組織は一人ひとりのやる気、自発性、独創性を育てる組織環境を維持し、自由裁量を広く認めることとしている。その上で、会社を取り巻く地域社会や、様々な組織に貢献し、よき市民としての義務を果たすことを目標としている。
シリコンバレーをリードする機器メーカーとして、高い成長を果たして来た企業を創り、育て、持続的成長を遂げるには、こうした社風が有効に機能をしたであろうことを思わざるを得ない。
次世代インターネットの経済学 (岩波新書)
ベース電力となっていました原子力発電が疑問を持たれる様になって以来、東電も自信を持って宣伝していたスマートグリッドの話題はすっかり霞んでしまいました。
太陽光発電や風力発電等の再生可能エネルギーの導入に、スマートグリッドを構築する必要性は高い。
太陽光や風力などは、その発電量が天候や気候に左右され、非常に不安定だ。更に、電力需要が少ない時に供給量が増加してしまうと、送電・配電線に大量の電力が送られ、負荷をかけることになってしまう。そのため、需要と供給のバランスを調整するなどの系統安定化策が不可欠。
具体的には、大型の蓄電池を設置することで電力をプールする方法や、電気自動車の蓄電池としての代替利用、コージェネやガスエンジンといった機器の電力源としての利用など、他の設備に余剰分の電力を移す方法がある。
停電対策よりも再生可能エネルギーの導入のために推進される日本のスマートグリッドだが、その仕組みづくりには、関連する多くの分野からの協力体制が必要になる。
著者の思いは以下の様に述べられていて、時宜を得たものでしょう。
2011年現在、日本のブロードバンド・インフラは有線も無線も世界一である。それでも、医療のデジタル・オンライン化は遅れ、中小企業のICT利用も課題が多い。
他方で、インフラ整備で後れを取るアメリカでは、GoogleやAmazonなど時代の寵児が、Microsoftの牙城を脅かす迄に成長した。世界の最富国アメリカのことだ。インフラ整備の遅れは10年で取り戻すことだろう。
その時、ガラパゴス化した日本に何のアドバンテージが残るのだろうか?
そんな思いで、研究テーマをスマートグリッド・エコノミクスと決めた。スマートグリッドとは、ICTを有効利用し、電力系統の効率化を図り、環境に優しい分散型電源の導入を促進し、消費者の省エネ行動の変容を促すエネルギー産業のイノベーションである。
ブロードバンド・エコノミクスと行動経済学の研究成果を一段高いレベルで統合するものと言って良い。
近頃話題となっている「光の道」の根幹となるFTTH(Fiber to the Home)、固定・携帯電話の融合サービスFMC(Fixed-Mobile Convergence)にも識見に満ちた解説と提言があり、読んでおきたい書籍だと思われます。