ラヴ、アゲイン ~デイヴィッド・フォスター プレゼンツ~
グラミー賞15回受賞。カルガリー冬季から北米での五輪テーマ曲を3回もプロデュース。70年代後半以降、北米音楽界をリードし続けたフォスターも“還暦”を迎えた。その彼の集大成ともいえる、美しいラブバラードが並ぶベストに近いオムニバス。歌い手はさまざまでも、楽曲の始めからの“ベスト・メロディ”にこだわるフォスターの曲作り、音作りのスタイルは一貫しており、トータルアルバム的に安心感をもったまま聴けた。
歌い手が凄いです。自身、トップラインの位置を不動にした映画「ボディーガード」主題歌を歌うホットニー・ヒューストンに始まり、ナタリー・コール、ピーター・セテラ、チャカ・カーン、ホール&オーツにアル・ジャロウなど、高水準の歌唱力を誇るフォスターのパートナーたち。。。彼らの急上昇期から絶頂時にかけての歌声に思わず酔いしれました。「アフター・ザ・ラブ・ハズ・ゴーン」はシングルヒットしたアース・ウインド&ファイヤーのトラックで収録されており、改めて聴くとフォスターがユニット“エアプレイ”で自ら唄ったバージョンとは雰囲気も歌詞も違っていて面白いです。非英語圏のアーティストも積極的にプロデュースしたフォスターらしい松田聖子作品も入り、最新のMISIAとのコラボ・トラックも充分な聴き応え。そして、オールラストはやっぱり。。。85年の青春映画の名作「セント・エルモス・ファイヤー」の愛のテーマ(名曲!)で締めくくられていて、なんとも、じ〜んと、泣けました。
絶品です。各年代を彩った、美しくも華麗な“ハイライトソング”の豪華な集結。小生自身の人生とも重なりましたが、幅広い年代のかたにとって、高品質で、心地よい、そして時に想い入れ・想い出深く感じられる、貴重なベストといえるとおもいます。なお解説中に、フォスター自身からの、各アーティストを振り返ってのコメント、メッセージがはいっており、彼の温かみのある人柄が伝わってきましたし、内容的にもフォスターの視点が面白かったです。文句なしの星5つです。
Live at the Troubadour [DVD] [Import]
彼らのライブ映像はじめてみました。当然ブルーレイなので映像もよく、大きなホールではないので音もしっかりとらえています。80年代にはやった曲満載でとても楽しめます。オーツがリードをとっている曲は一曲のみですが、やはり歌うまい!もっとかれのボーカルも聴きたいものです。
Live in Concert [DVD] [Import]
久しぶりにHALL&OATES見ました。個人的にはダリルのファンなので、良かったです。おもしろいLIVE形式で、リクエストの電話にカーリー・サイモンが電話してきたりで、ユニークだったと思います。おなじみの曲が多かったのですが、私としては「OUT OF TOUCH」がアルバムとちがったアレンジで、お薦めの1曲かな。LIVEのお客さんの層も、自分と同じような年代が多いように見受けられて、何となくほっとしたりして・・(笑)値段も安価だし、音楽CDも付いていて、お得な1枚だと思います。PS2で見ましたが、全然問題ありませんでした。