歌とギターとバイオリン
一曲目から、楽器が気持ちいい。バイオリンの音色にわくわく感が募りました。
楽しい気持ちで聴き始めたものの、曲が進むにつれ、あれ、という感じに。
音自体は全般的に割といいんだけど、歌詞のリリックがどうも伝えたい言葉を持ってない気がします。
どこかで聞いたようなとってつけた歌詞に聞こえてしまうんですよね・・・。
音楽は好きなんだけど、自分の中に熱く伝えたいものとかはない、みたいな。
音楽に歌詞の歌世界を求める方にはおすすめできませんが、歌詞とかは深く気にしないけど、
心地よく聴けるポップスを求めるなら、いいかもしれません。
その辺りのバランスがとれてたらなぁ、とちょっと感じました。
CDタイトルはどっちかというと、バイオリンとギターと、歌。というかんじでしょうか。
I /Flancy (通常盤)
このCDはヤイコの考えている音楽活動の
幅の広さが表れていると思います。
前回のCandlizeとはかなり味が違うアルバム、
このCDのジャケットが今までの2つのアルバムとは
絵、雰囲気、様式、が違うように、各曲は
アイルランド・セッションなどによって、今までには出さな
かった、何かこう音に毒や粒のようなもの(上手く表現できず)
含まれている感じがしました。
又いろんな音色が何層にもなって収録されている感じで
もあります。(勿論聴く人によって捉え方が違うと思うけれど)
新しいヤイコが聴きたいと思う方はぜひ。
このアルバムの曲全部が好きだけれど、
"i can fly" "明日からの手紙"はこのアルバムの中で聴いて
いると、よりイイと感じます。とにかくイイです。