ポケモンレンジャー 光の軌跡
ポケモンレンジャーの1作目を途中で飽きて売った者です。2作目はやらず、3作目のコマーシャルを見てやりたくなったので購入してみました。
正直これは面白いです。レンジャーシリーズなんて…と思っている方も楽しめる1本だと思います。キャプチャーも以前より格段にやりやすくなっていますし、ポケモンの動きもいい感じです。また、wi-fi環境のある方は特別ミッションも楽しめるうえ、「ふんか」を覚えたヒードランなどを本家ポケモンシリーズに送ることもできます。
自分は約15時間でエンディングまで行きましたが、余計な事をしなければもっと速くなるかと思います。
星を4つにしたのは、一部(本編には関係ありません)友達と一緒じゃないとできない部分があるので、その分で−1しました。
劇場版ポケットモンスター「ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ」ミュージックコレクション
2006年ポケモン映画のミュージックアルバムですけども、
20数曲も映画で使われていたってことですよね。
聞いててもどの場面で使われていたかはほとんどわからないですけども・・・それは別として、どの曲もポケモンらしく、でも普段とちょっと違った感じであっていいと思います。
それとやはり、主題歌の「守るべきもの」がとても素敵な曲です。
ただ演奏時間が映画で使われていた長さの曲です。つまり実際の曲よりも短めのバージョンです。
フルバージョンが聞きたい人はsoweluさんのアルバムを買うとよいと思います。
ポケットモンスター ミュウツー!我ハココニ在リ [DVD]
正直言って蛇足だと思います。「ミュウツーの逆襲」はポケモン映画では唯一見ている側に疑問を投げ掛ける話でした。本当に考えなければならないのは自分自身なんだよと、あえてミュウツーたちのその後を語らずに終える展開でしたが、続編で「こういうことなんだよ」と語ってしまったらミュウツーの逆襲のEDの意味がなくなってしまいます。内容自体はそこそこ楽しめたのでが、いかんせん単純な勧善懲悪になってしまってるのが残念です。
菊とポケモン―グローバル化する日本の文化力
原題は「ミレニアムモンスター(新世紀のモンスター=日本の玩具を中心としたカルチャーの意)」です。
邦題は御覧の通り『菊と刀』の…ですが、あちらはアメリカ人による日本の文化を論じたもの。こちらは
日本文化がアメリカに浸透する理由を探った本、ということで全く立ち位置は異なります。
日本のオタクカルチャー(戦後の玩具やアニメの歴史を振り返って)の概要を確認した後、本題である何故
パワーレンジャー(オーレンジャーのアメリカ仕様)→セーラームーン→たまごっち、そしてポケモンが
アメリカで受け入れられたのかを説いています。
この間、約10年。それまでアメリカはハリウッドとディズニーに代表されるように、アメリカは娯楽面に
おいても世界の中心です。つまり、他所の文化(ポップカルチャーを受け入れることはありませんでしたし
事実、必要としていなかったのです)。
が、著者の言を借りれば、今やその軸の一部は日本のポップカルチャーが担っていると。そこに日本的な
ものは無い(感じられないのに)日本印、ということでアメリカ(世界)で受け入れられようになったとも。
それは何故なのか?これを種明かししてしまうと読む意味が無くなるので、本編で確認下さい。
日本のソフトが受け入れられる過程に、文化論や社会論、はたまた資本主義の思想(たまごっちや
ポケモンは資本主義を説いているとも)まで盛り込んだ意欲的な一冊。ソフトパワーの威力を確認するに
役立つ一冊です。