第七の封印 (ハヤカワ文庫SF)
かくも雄大なストーリーでここに登場する人物すべての人の名前にいわくありでたいへん興味深かったです。世界平和を望む人達。異性生物アンワームの持つ人々をコントロールする強力な力にたち向かっていく仲間。ラストシーンはとても感動的でした。私は特にゲブリング(表紙の絵を見て・・)に好感を持ちました。
Sailing to the World
発売されていないゲームのサントラということで、買うかどうか迷いましたが、買ってよかった。と、心から思える作品でした。いろいろな曲調のサウンドが入っていますが、すべて、タイトルの航海の意味を彷彿とさせるコンセプトにまとまっていてとても聞きやすい。ゲームの内容は,解からなくても音楽が物語りを語っているかのようです。すんなりと気持ちに溶け込み、世界観を築く光田サウンドは、このCDでも健在です。
ゼノギアスやクロノ・クロスで光田さんの音楽に魅了された方には、是非、聞いていただきたいCDです。このCDで光田さんの素晴らしさを再確認しました。
Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
人によって様々な青春時代背景があると思います(当たり前です!)
私のそれの一部がこのアルバムに収められています。
私の中でゲーム音楽を意識しだす切っ掛けを作ってくれた一人でもあります。
この人の音楽はあの頃の思い出に色濃く残っていました。
ただ正直自分の中ではクロノクロス辺りで光田作品が終わってます。
一応キリテは買ってたりゼノサーガも一応プレイはしてたりはしてますが、
基本それ以降は余り詳しくない自分なのも事実です。
なので一部よく認識してない作品もありました・・・。
この作品に収められている音楽自体は光田ファンの方なら既にもっていて、この様な
ナンバーを揃えたプレイリストを作って何度も聞いて楽しんでる人はいると思いますが、
私の様なタイプには再認識するきっかけ的な意味でもいいアルバムだと思いました。
やっぱりいいよねぇ・・・。昔買ったサントラ出して久しぶりどっぷり聞きなおして
みたりしてます。
最後のトラックが盗めない宝石で終わってくれるのは個人的に大変嬉しい。
Sailing to the World Piano Score(CD付)
作曲が光田さんというだけで期待値が高いのに、ピアノアレンジがまさかの浜渦さんとは! 逃したら後悔間違いなしの一品と思い購入しました。 内容は… 海外製ゲームの中で光田さんが手掛けられた曲だけをあつめた同名ミニアルバムをピアノ譜に直して、全曲演奏CDと譜面をセット販売というもの。 元のCDはクロノやゼノギアスでもよく見られた民族色強いオープニングテーマ、しっとりしたダンジョンの曲など、光田節がきれいにマッチした小品CDとして、単品でコストパフォーマンスのよいものだったのですが、さらにこのCDがすごいのは、元々光田さんの音楽を土台にしているはずなのに、絶妙に浜渦さんテイストがブレンドされていながら、違和感まったくなくピタリと仕上がっていることに尽きます。 FFでもお馴染みの自在なアレンジは健在です。 難易度はFF13のピアノコレクションよりはやさしめかと思います。 表題曲の「Sailing to the World」がきれいかつ割りと簡単かつ聞き映えもしますのでおすすめです。 ピアノは弾かないよ〜という方でも、余裕があればぜひ。
第七の封印 [DVD]
「チェスをする死神」「死の舞踏」等の宗教画をベルイマンが見てイマジネーションを膨らませ、ヨーロッパ中世の「ペストの大流行」「十字軍」「魔女狩り」等の当時の世相を織り交ぜ、一糸乱れず見事に中世の世界を蘇らせたベルイマンの手腕は神業に近いと思った。全体的に暗く不気味な雰囲気が漂っていたが、軽業師一家の場面になると、平和でほのぼのとした感じとなり良いアクセントを与えていた。城に死神が現れた場面における騎士の部下ヨンスが助けた女の顔の凍りついた表情は、素晴らしい。また、死神が木の上にいる男を殺すため、木を切る場面は、どこかユーモラスで秀逸な場面である。単なる恐怖映画ではなく、「人はどこから来てどこに行ってしまうのか」という哲学的な事を考えてしまうような、とても深い映画です。