百日の薔薇 第二話「宸華の者」 セル初回版 [DVD]
悪くはないのですが内容量に比べると値段が高すぎます。
本編は雰囲気で見せるアニメなのでややボイスが少なく感じます。
又、回想シーンなどで背景がほぼ皆無な所もあるのでいくらオリジナルアニメといえもう少し値段を下げられたんじゃないかなと思いました。
ミニアニメかわいいです。ミニアニメの方が皆が『喋っている』と感じました。
それをふまえてもどうしても見たい方はご購入を!
エレガンスの流儀
2009年10月に亡くなった音楽家であり、稀代のスタイリスト(洒落者)であった加藤さんが、99年から約1年半に渡って男性誌「GQ」に連載していたエッセイ。
音楽家である加藤さんの話も読めるのかと思っていたがさにあらず。内容はほぼ英国的ライフスタイル、英国服のことなのであります。したがって新たな「ヨーロッパ退屈日記」を期待すると失望します。(作家の景山民夫氏を執事に仕立ててロールスを買いに行くエピソードは伊丹さんぽいが…これは景山さんのエッセイにもあった)ちなみに単なる「男の服装術」とは異なる。これは金もかかるが(レコード会社からは法外な金ををふんだくったと揶揄もされているが、ナニ素人経営者が悪い)、痩せ我慢の極致でもある。
服装に興味の薄い人にはまったく面白くない本だろう。しかし、「神は細部に宿る」の通り(?)ここまで徹底してやるのが「男の美学」なんだなぁ、という事がわかる。今「男の美学」とか「矜持」というものは(笑)としか捉えられないが。そして、美学をつらぬけなくなった加藤さんはああいう最期を遂げるしかなくなったのか。合掌。
ANYTHING GOES(紙ジャケット仕様)
このアルバムがCD化されることは未来永劫ないものと諦めていました。
何度もアマゾンで検索し続け半ばあきらめていたところに奇跡のCD化。
28年前に、なけなしの小遣いから購入したアルバムを再び手にする感動は
ひとしおです。
ふと聞いたサウンドに引き込まれて、調べてみると清水信之だったという
偶然をもう数え切れないほど経験してきました。安部恭弘、EPOから
始まって、岡田有希子のファーストアルバムのオープニングの名曲「さよなら
夏休み」や、真鍋ちえみの「不思議少女」の中にひときわ目立つオリジナル曲と
トータル完成度の高い仕上がり。香坂みゆき「ニュアンスしましょ」、高見知佳の
「くちびるヌード」、高井麻巳子の「メロディ」。挙げればきりがありません。
SMAPのセロリの前奏を聞いて「おやっ!」と思ったり、中島美嘉のアルバムを
聞き流していると、ストンと落ちてきたり。そのどれもが清水信之であること
が幸せです。
そんな彼の才能あふれるソロアルバムです。やっぱりいいものはちゃんと
誰かが分かっていて、こうしてCD化してくれるんですね。
百日の薔薇 第一話「我が騎士」 [DVD]
原作のクオリティを裏切らない美しい作画と効果音ですが、惜しむらくはセリフ回し。原作は文章向けの言葉(「もう一度俺に啼けよタキ」など)が多いので、アニメの声優さんがそれに引きずられてしまった感があります。普通のBLでは婉曲的なお芝居のような台詞がたくさん出てこないと思うので、思うように演技できなかったのかも。。原作の雰囲気には限りなく近づいたと思いますが、セリフはアニメ向けに改良したほうがいいかも。。
サディスティック・ミカ・バンド(初回限定版 スペシャルエディション) [DVD]
本編を見終わったとき、非常に満足の行く作品でよかったです。観る前は72分という時間は短いかなと思いましたが、ちょうど良いと思いました。特典DISC2はやはりおまけの感が否めません。ちなみにライブDVDとして観てはがっかりすると思いますのであくまでミカバンドのドキュメンタリとして観ると良いと思います。