月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
上巻は確かに暗いかもしれない・・・。でもその分、下巻の感動は大きいぞ!
上巻を読んだら下巻も読まなきゃもったいない、そんな感じです。
上巻は人間の弱い部分や暗い部分が主人公を通して描かれていて、共感できるところがきっとあるはずです。
読んで損なし!!!
ロードス島伝説〈2〉天空の騎士 (角川スニーカー文庫)
しかし、ロードス島伝説の主人公は「ナシェル」である事を考えると、★1つ減って4つかな、と。
内容的には大変面白いファンタジー小説ですので、前作のロードス島戦記を未読の方にもお薦め致します。
英雄の数が多いのが原因ですが、1人1人のエピソードが短くて、時にはかなりの部分がカットされてしまっています。
本編の主人公ナシェルに至ってもそう。他の英雄達の事も書かねばならない為、彼のお話も削られてます。
しかし、外伝を読めば、この点の不満は解消されるでしょうが。
そう言う訳で、1章はナシェル、2章はファーンとフラウス、ウォートとベルド、3章はニース、4章はナシェルがメイン。
MEREMANOID ~マーメノイド~
PS1で99年ということを考慮しても、ドットの粗さが気になります。
クロノクロスで慣れていた私には辛かったので、☆を一つさげさせて頂きました。
メッセージウィンドウのグラフィックは良かったです。
演出自体も良いし、泡が出たり詩的な台詞が海の神秘性を感じさせてくれます。
音楽は・・・これは沢山の人に聴いてもらいたい、いや聴かねば損だ!
難易度もちょうど良いし、操作性がやや特殊ではあるものの
慣れるのに時間は掛からないから許容範囲と言えます。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
元々は教育テレビで放送されているものを時々見ていたのですが…子供にチャンネルを取られて続けて見る事が出来ないため、主人が持っていたこのシリーズを読む事にしました。
はじめ、主人が「最初の話が一番つまらない」といって、一番下に置いてあったため一番最後に読んだのですが、どうしてどうして。
さすがに上巻はこれでもかこれでもかと落ち込ませてくださいますが、その暗さを乗り切ったあなた!下巻では笑いが待っております。
特に私のお気に入りは延王と延麒の掛け合い漫才。大好き!こういうキャラクター。
あと、密かに陽子と楽俊の絡みも好きなんです。この辺は、読み手が男性か女性かで読み取り方が違ってくると思いますね。
皆さん真面目なレビューが多いので、ちょっと砕けたレビューにしてみました。こんな文章でも、「読んでみようかな」と思って頂けると幸いです。
ロードス島伝説〈3〉栄光の勇者 (角川スニーカー文庫)
この巻で、ロードス島が1つにまとまって来ます。まだ完全に1つになったと言うワケではないのですが、これまでの状態から見れば!
各英雄達もここに来て、ようやくナシェルの元に揃います。
そして、マイセンはウォートとニースの3人で、金鱗の竜王を呪いから解放しに行き、見事成功して帰還します。
最後の決戦へ向けての準備がようやく整った―と言う感じです。