IN MY HOUSE(初回限定盤)
ここのところ、以前ほど彼の音楽に熱を持てていなかった私。
でも、まあ、10年来のファンなので、一応買ったこの1枚。
それが、いいのです!
吹っ切れている気がします。最近の数作品は、なにか迷いがあるような気がしていました。
これは、彼のやりたいこと、どーんと前に出せていると思います。
デビューに近い頃の作品のような勢いがあります。
CMやTVドラマに使われて、たぶん、ちょっとは皆さんが耳にしたことのある作品も、そうでない作品も、それぞれの個性をはなちつつ、アルバム全体のバランスも取れた、
「山崎まさよし」の音楽を味わえる1枚になってるのでは、ないでしょうか。
山崎まさよし、未体験者にも薦めたくなるアルバムです。
バラード
友人から小曽根真という尊敬するピアニストがいると聞いて、昨年より聞き始めましたが、自分の感性にぴったりと合ったようです。
特にこのバラードがお気に入りです。
彼のピアノの音色が、究極の癒しとなって、仕事で疲れた脳裏に浸透する感じがします。ここに収録されている彼のオリジナルはすべて素晴らしいのですが、特にリボーンは絶品です。
あしたの、喜多善男 ~世界一不運な男の、奇跡の11日間~ DVD-BOX(6枚組)
ドラマの全貌は他のレビュアーの皆さんが熱く語って、それぞれが評価を得ている以上、もはや私が語る必要はないので、小ネタの話をします。
個人的に私が鳥肌がたったのは、最終話の善男が岬にゆくシーンで、想像の中でみずほが草に座ってる絵は、まさしくワイエスの名画「クリスティーナの世界」ですね。そこから小曽根真の美しいピアノと女性ボーカルによる「アローン・アゲイン」が奏でられ、そのあと(省略)…だけでも、空前絶後の名場面です。これは、金八ほかの高視聴率ドラマの名場面みたいに、今後もバラエティなどで使われてゆくことはないでしょう。だからこそ見た人が記憶にとどめ、語りつぐべき名場面です。そう思うから、今更つたないレビューを書きました。
いまやドラマで崖っぷちといえば、謎の全貌を明らかにする舞台の定番ですが、そのセオリーに逆らうかのように、惜しげもなく早い時間にやってしまいました。やや長すぎる残り時間は、登場人物すべてがそれなりに幸せな結末を得るという、余韻に満ちた後味のいいまとめにしてくれましたね。視聴率的には苦戦して11話の予定が短縮される噂もありましたが、きっちり11日間の物語を最後まで貫き通した関係者の皆さんに、本当にお礼を言いたい。いいものを見せてもらいました…というか、DVDでまた見せてもらいます。
渡辺万美 恋のライバル~姉編~ [DVD]
上村監督の2部作品の一作目です。
正直な所、彼女自体は若干のムッチリ感と胸・ヒップのバランスがとれていて
良い身体をもっているのですが、今回は少しばかりそれを生かしきれていない
作りになっていると思っています。
最初はお決まり(?)OPシーンで姉と妹の2役をこなしているのですが
演技には難ありですね(笑)彼女も「ミュージカルに挑戦したい」と公言
していたので、もう少し演技面での勉強も必要かなと思いました。
本編に関しては、これは上村監督らしからぬ(?)と言ってはなんですが、
カメラアングルが珍しく定まっていないせいかどこを強調して見せたいのかと
言うのが少し伝わりづらかった。
OP後の、車中での服を脱いでからの飴舐め、横チチが見える服装で下着を脱いで
お尻のショット(だからと言ってお尻の接写時間も少なめ)、テニスウエア(?)
から服を脱いでラケットを持ちながら胸で挟んだり、海辺で紫のビキニになって
からパラソルの棒を胸で挟んだりと、今のキャプは全てどこを強調したいのかが
少し分かりづらかったです。
僕的に好感を持てたキャプは、
女教師風の服装(白ブラウスにガーターベルト。下着は黒)での脱ぎ脱ぎ
(けど、ここも胸強調のアングルが少し中途半端)ラストの豹柄・黒ガーター
服のベッドでのポージングなど(これもお尻の接写が欲しかった)です。
特典は、メイキング映像やNG集があります。
前作よりは格段に良くはなっていますが、本当にもったいない(>_<)というのが
率直な感想です。次の2部の2作目に期待します
IN MY HOUSE(通常盤)
特に今回のアルバムは、映画で言えばエンターテイメント性が豊富で、様々な顔を見る事が出来る。
まず冒頭を飾る『マイシューズ』のロカビリーワールドと言ったら、それは初めて聴いた印象は良い意味で期待を裏切られた。山崎さんそりゃないよ!(笑)あの曲で攻め込むなんて(泣)
R&Bやスローバラードを全体的なベースにしつつも、積極的にロック、それにレゲェまで巧みに取り入れている。
『Exit』『ロンサムライダー』などバリバリなロック・チューンが中盤を盛り上げ、CMでおなじみの『Heart of Winter』で深い余韻を残させながらアルバムは終わりを迎える。
あまりにも流れが完璧なもんで、最近聴いたアルバム(洋楽邦楽問わず)の中で曲構成が素晴らしい。
ちなみにこのアルバムで好きな曲は『バビロンの住人』。
レゲェのリズムが妙に心地よいナンバーだが、何せレゲェ寄りが顕著なナンバーがこの1曲のみで、このアルバムでは非常に貴重な存在感を示している。
確実に必聴な1枚である。