童の草 1 (ガンガンコミックスIXA)
1,2話は戦国アンソロジーからの再録です。
絵に癖があるのでそこの好き嫌いは分かれるかもしれませんが
読んでいくうちにキャラクターに愛着が湧く作品だと思います。
個人的に1巻しか読んでないのにこんなに
キャラクターが好きになる作品は珍しいので。
そしてとにかく後読感がすっきり!
話自体は分かりやすく王道ですが
台詞や画面の魅せ方が気持ち良いですね。
画面も多少書き込みが多いのでそこの好みはありますが。
あと史実重視じゃないと許せないという人にも向いていません。
あくまでエンターテイメントとして楽しむ作品です。
続巻と、単行本発売予定のある「伊達人間」にも期待を込めて。
DJCD TVアニメ「戦国BASARA」[銀]第2巻
今頃になって、聴きました。
能登さんと桑谷さんの明るいテンポで、笑い所満載で私的には良かったのですが…。
特に子安さんの辺りが結構ツボですv
皆さん、とってもテンションが高くて!(笑)
日野さんはしっとり大人の女性という印象で、素敵でした!
パーソナリティのお二人の見事な盛り上げで、最後まで楽しく聴けました。結構聞き応えありますよ〜!
まんが猿飛佐助 DVD-BOX上巻
真田の忍者「猿飛佐助」が、相棒の清海入道や仲間の霧隠才蔵とともに、
真田幸村を守る為、伊賀忍者やバテレン妖術使いを相手に戦う。
当時、佐助が術を使う際の呪文が密教の呪文をもじったものとは知らず、
バトルフィーバーJの「ノロイ怪人」の唱える呪文もほぼ同じだった為、かなり衝撃的でした。
(ノロイ怪人は「オンキリキリバサラン バサラン バサラン・・・」と唱えながら自分の胸に刺さっているクギを打ち、)
(相手に呪いをかけ苦しませてました。ただ、猿飛佐助の方が先に使ってましたが。)
また、他の作品では「正義の味方」が多い「服部半蔵」が敵役というのも、結構斬新でした。
(「サスケ」にも敵役で服部半蔵は出てきますが、そう出番は多くありませんでしたので。)
しかも、伊賀忍群の一人が倒されるたび、ロウソクが1つ消えるのも不気味でした。
(ただこれも「忍者キャプター」が先に使ってましたが、アニメと実写ではかなり雰囲気が違います。)
それらを回避する為か、後半からバテレン妖術使いの「魔竜道人」が登場。
いかにも「悪役です」という風貌は圧巻でした。
放送は東京12チャンネル(現・テレビ東京)でしたが、何度も再放送されたので御存知の方も多いのでは?
エンディングの歌詞のクレジットが「とべ サスケ」となっているのに、「サスケ 翔べ」と歌われていたのが、
(子供だった当時)とても気になってしょうがありませんでした。
真田幸村 (文春文庫―柴錬立川文庫)
イギリス人の霧隠才蔵、石川五右衛門の遺児にして女装の三好清海、琉球から来た筧十三、武田勝頼の子という身分を語ることなく真田幸村の股肱となる猿飛佐助などなど、その荒唐無稽なスケールのデカさと奇想天外な物語の組み立てで、もはや滝沢馬琴の里見八犬伝を超えたのではないかと思えるほどの柴田錬三郎の真田十勇士。幸村を諸葛孔明に例え、立川文庫の世界を存分に活かしながら(本作にては十勇士としてカウントされないはずの海野六郎らも、なぜかしっかり登場させていたりする)も、独自の真田十勇士世界を描く本作。幸村自身は「赤い影法師」にて大阪夏の陣以降の生存を描かれているほど、作者のお気に入りのようで、本作への力の入り方も尋常ではないように感じます。