ラジオは脳にきく[プレミア健康選書]―頭脳を鍛える生活習慣術
この本は、脳の専門用語がわからなくても、
簡単に読めますし、さらに脳と現在社会の現象について具体例を挙げながら
説明しているので、わかりやすいです。
この本で書いてあることを常識的に考えると納得ができる部分がかなりありました。
私は速聴をやったことがありますが、ここでいうやる気の脳、つまり前頭前野が活性されているかどうかはわかりませんが、理論的には相当効果があると聞いています。
ラジオは脳にきく―頭脳を鍛える生活習慣術
脳神経外科の教授が、わかりやすく脳を鍛えるノウハウとその理由を解説してくれている。
便利な世の中になって頭を使わなくなったとは、われわれでも感じることだけれど、実際そのとおりであると述べている。つまり、脳は甘やかすと衰えてしまい、鍛えると成長するのだ。
テレビがなぜ良くないか、ラジオはなぜいいか、どこにいいか、番組は何がいいかに始まって、体を動かすことが脳に良い理由、どうやって動かすのか、また、記憶力を高めるにはどうしたらよいのか、左右の脳のバランスをとるにはどうするのかなどが書かれている。
そして、さいごになんと本書の内容をまとめた「脳を鍛える習慣スケジュール」が掲載されている。小さな表になっているので、コピーしてどこかに貼っておくとよいだろう
本書に記載されていることをすでに実践されている人は、自信を得ることができるだろう。
してないひとは、少しずつやり始めるとよい。
変化が激しい世の中、激変への対応力をつけるには、脳を鍛えるのがもっとも有効な手段のひとつだと思う。そのために優れた本である。
もしも原子がみえたなら―いたずらはかせのかがくの本 (いたずらはかせのかがくの本 新版)
いたずらはかせのかがくの本 国土社 の新版です。絶版になっていたので新版を手にできるとは感激です。
今回の絵本、表紙の絵はすこしやぼったく見えますが(失礼!)
絵は、絵に質感があるような せなけいこさんの絵本を思い出させるような 落ち着いたいい絵です。
分子の世界をここまで子どもにわかりやすく説明した類書は見当たりませんので
とにかくウレシイの一言です。巻末についている分子グッズも見ていて楽しいです。
周期表からではなく、このような絵本から原子や分子の世界に入っていける子がうらやましいです。