風のガーデン DVD-BOX
緒方拳さんの遺作と言うことと、倉本聡さんのドラマというだけで、なんとなく第1回を観た。
感想は、可もなく不可もなく。エンディングの曲が悲しげだな・・・という印象。
でも、2回目も観た。気がつくと私は、涙を流している。 泣くというより、涙が出るのだ。
どの場面なのか、どのセリフだったのかわからないが、気がつくと涙がこぼれている。
悲しいとか、悔しいとか、うれしいとかのはっきりした感情とは別に。
毎回、必ずどこかで涙がこぼれる。
このドラマの何かに惹きこまれる感じ。 登場人物の誰かの気持ちと今の私の気持ちがうまく重なり合った瞬間なのかと思う。
このてのドラマが嫌いな主人が、珍しく一緒に最終回まで観た。
なにか自分と重なる思いがドラマの中にあったのかなと思う。
エンディングの歌と映像がとても好き。
「風」それも「優しい風」を感じる。
人の唄を聞いて泣いたのはこの平原綾香さんの『ノクターン』が初めてです。
願わくは、鳩のごとくに
北の国からに入れ込んでいるところで、最新の北の国情報を得るべく購入。随所に出てくる北の国エピソードに満足感は高く、当初の目的はほぼ遂げる。しかし、この本が本当に伝えたかったことは、著者が思う義母のすばらしさだったんだろう。人それぞれ、遡れば、必ず数十代、数百代に渡る先祖がいるはず。いろんな因果応報を経て、今ここに生きているわけで、それを強く感じ、それを表現したかったのではないだろうか。己の先祖探しもしてみたくなった。文章も読みやすく、笑って泣ける、北の国ファンなら、読んで損はないそんな作品。
名盤コレクション 美瑛・富良野
美瑛・富良野の四季が各20点ずつ写真に収められている。カバーの写真は、夏の一コマ。この写真に心惹かれる人なら内容は保証つき。地平線近くの山と空など奥行きのある風景が秀逸。スライドで展開される春夏秋冬それぞれの自然の情景は雄大で変化に富んでいる。特に新作20点はこの写真家のプロとしての成長の後がみられる秀作。昼間よりも深夜、寝る前にみるのがベター。欲を言えば、もっと新作の収録枚数を多くしてほしかった。
世界遺産・知床 地の果てに残る聖域 [DVD]
美しい風景やかわいらしい動物など、知床のすばらしいところが堪能できます。
ナレーションもとても聞きやすく、BGMもいい感じだと思います。
本当は実際に行ってみるのが一番なのでしょうが、知床まで行くのが大変な方々にお勧めしたいと思います。
平らな国デンマーク―「幸福度」世界一の社会から (生活人新書)
異国から嫁ぎ、且つ繊細な感性を持つアーティストである著者だから、ここまで感じ、書けたのだろうと思う。暮らしを楽しみ、楽しいお祭りごとや自然にふれる森へのお散歩、妖精にまつわる子供ならワクワクするであろう楽しいおまじない、大人たち自身も楽しみながら育まれた子供達が大人になって、そういう子育てをするのは極自然な循環なのだろうと思わされる。そして、男の人の家事育児も極自然。子育てへの色んなサポートシステムが充実していることが育児ノイローゼを作らず、医療費ただも含め、消費税25%と高額でも還元されている実感があれば国民は不満も持たないし投票率80%という政治に関わる意識の高さにもつながるということなど、今の日本の政治家諸氏にも、是非読んでもらいたいと思った3児の母でした。