ベスト・バッハ100
失礼ながら正直、「また例のあれか」程度の印象であまり気に留めていなかったのですが、あらためて見ると、とても優れた内容で驚きました。
バッハ好きから見たこの盤の特長としては、
・近年のオリジナル楽器による演奏(バッハ時代の楽器や演奏法を用いた、リズム感ある生き生きした演奏)を多く収録しています。
レオンハルト、ヘレヴェッヘ、クイケン、コープマン、パロット、ビオンディなどは、バロック音楽をあまり聴かない方には、あまり馴染みのない名前かもしれませんが、実は超一流の演奏家陣です。
・6枚組中、2枚が宗教曲に割かれています。
宗教曲というだけで敬遠する方もいるかもしれませんが、バッハの曲の大部分は宗教曲で、名曲の山なので、初心者にもぜひ聴いてほしいところです。特にミサ曲は名曲中の名曲で、ヘレヴェッヘの名演でもあります。
ちなみに、カンタータ第147番のコラール「イエスは変わりなきわが喜び」が、いわゆる「主よ、人の望みの喜びよ」です。
・協奏曲などの多数で、抜粋ではなく全楽章を収録しています。単一楽章のみの曲もありますが、他盤とは違い、楽章の途中を部分抜粋したような曲はありません。
以上のような内容で、6枚組でこの値なので、初心者にはとてもお勧めです。
赤ちゃんが朝までぐっすり眠る方法
母親ならではの、やさしい表現とアドバイスに心が温まりました。「赤ちゃんはどこで眠りたいのでしょう?それはあなたの腕の中」というところを読んで、「そうか」と当たり前の事のようですが、気づかされました。子育てに奮闘していると、忘れがちなことかもしれません。うちの子は幸い寝てくれる方なので、寝ない子をもったお母さんには参考になると思います。もちろんそれ以外でも、勉強になる事が沢山あったので、とてもよかったです。
28DAYS(デイズ)【日本語吹替版】 [VHS]
アクションもののサンドラ・ブロックのイメージを覆すような演技で、
最後まで釘付けになりました。
28日間の心の動きが丁寧に描かれていると思います。
登場する人物の過去の過ちと社会復帰のためのプログラムなど
日本では考えられないような世界ではありますが、
それはそれで楽しめると思います。
28日間でどれだけ主役のサンドラ・ブロックが変化するか
を見るだけでもお勧めです。
グリーンティー100mlセントスプレー
静岡出身の方が言っていた「緑茶って、摘んだばかりのときは花のような香りがするのよ」という言葉が素直にうなづける、さわやかで優しくて、イメージで言えば白い花のような香りです。楠の花の香りにも似ています。
つけてからすぐは香りが広がりますが、1時間もすると飛んでしまい、よほど近くに寄らないと香りが感じられなくなります。でも私は、近づかなくては感じられない香りで良いと思います。
私は毎日、ハンカチに吹き付けて持っています。手や汗を拭くときにちょっとだけ良い香りがする、とか、自分だけが感じられる良い香りとか、そんな楽しみ方をしています。
ところでセントスプレーとオードトワレスプレーと、どちらが香りが強いのか、わからないのが残念です。世間では常識なんでしょうか?
黒執事(12) (Gファンタジーコミックス)
ロナルドが表紙の本巻。今回もカバー裏は弾けてますよ☆!
(ネタ的に、今の高校生までの方にはさっぱりわからないかもしれませんが;)
ロナルド降り立つカンパネラ号。
生ける屍が一体ではなかったことにより、船内は大パニック。
さらに船が氷山にぶつかってまさにタイタニック状態に。
途中の生ける屍達と襲われる人々の描写がちょっとしつこい気がしますが、
キャラ達の新たな魅力がポコポコ出てきてなんとか冗長にならずにうまくバランスを取っていると思います。
(欲を言えばもう少し展開を早くしてくれると読み応えが増すと思いますが。)
グロテスクなのが嫌いな方は今回も精神的にかなりきついかもしれません。
また、今回もシエルの過去の回想が出てまいります。
このシーンの解釈の仕方はやっぱり人によって分かれるところでしょう。
ロナルドの死神としてのお披露目。
シエルとスネークとの絆作り。
エリザベスの想い。
ミッドフォード一家の魅力。
悪魔の部分が垣間見えるセバスチャンの戦闘シーンと濡れ場(笑)。(セバスファン必見)
そしてお待たせしました!な、あのキャラの登場DEATH☆
見どころ満載ですが、今回は恐らく皆さん、最後数ページに全部持って行かれると思います。
ラストを確認してから読む方も、今回ばかりはラスト数ページは読まないで前から通して読んでください!
他の巻を、もう売ってしまおうか、と考えてる方も本巻を読んでから決められることをお勧めします。
(読み返してみたくても読み返せないという事態になります)
ちなみに某キャラクターの設定は、作者によると実は初めからあった設定だそうなので、
次の巻で過去に何があったのか、非常に気になると同時に期待が増します。
タイタニックモチーフの話で、黒執事としての核にそれほど関係ない話のかと思いきや、
本筋は確実にラストに向かって動いている印象を受けました。
13巻は12月発売。
1巻から読み直しつつ、発売を待ちたいと思います。