レコード・コレクターズ 2011年 10月号 [雑誌]
特集のメインが機密主義で徹底されているピンク・フロイドなので、あまり多くは語れない筈だと思ってました。実際には、相当量のボリュームを割いているのですが、以前のThe Beatles同様、音源を入手できていないので、コレクターが本当に求めている音の差という点については、あまり言及されてなくパッケージの差異だけの説明になってしまったのが残念です。他のライターの記事は、編集部の意図としては重要だったかもしれませんが、私からすればページ数を埋めただけの帳尻合わせに見えます。
そんな中、石坂さん(現:ユニバーサル相談役)の談話記事は、よかったと思います。当事者の意見程、説得力のあるものはないですし、コレクターとしては、パッケージの価値を別の視点から探る事ができます。この人のピンク・フロイドに関する談話はもっとある筈なのですが、かなり割愛された形で、たったの2ページに終わってしまったのが残念です。本来であれば、その倍はページ数を割いて、他のライターを削っても掲載すべきかと思いました。この辺り、石坂さんが当時どれだけ身を削ってピンク・フロイドに心血そそいでいたかは、昔のMARQUEE誌(1992年)の方が詳しく、天地真理を破ってオリコンチャートでトップになった話など、掲載されてくれると、パッケージが新たにパッケージングされて出てくるだけの意義というのは知る事ができると思います。
FTBの特集は急場しのぎに思えます。再結成の時のMM誌でもそうですが、もっと突っ込んだ話を展開して欲しかったです。本来、FTBに関してはリリーストピックも何もなく、入手困難になりつつパッケージが多いので、先のピンク・フロイドの特集とのバランスでジョー山中追悼という点において、整理されて然るべきかと思います。
全体の構成が10年くらい前の感じになりましたが、それはそれで良いと思います。
配信云々を否定する以前に配信に因らなくても音楽が売れるという事を今回のピンク・フロイドのリリースは証明された事から、音楽のパッケージの再興の為に新編集長による新機軸で音楽市場をもり上げてもらいたいと考えます。
究極のベスト! ジョー山中
ジョー山中さんの歌を聴くと魂が揺り動かされる、そして心にしみる曲達、ララバイ・オブ・ユー、イッツ・トウ・レイト、メーク・アップ、人間の証明等などその歌を聴くと情景が目に浮かぶ。今、バラードのみの黒人アーティストの真似をして、お洒落さ、格好よさを売り物に、女性ファンから多大な人気をもつ、中身の薄い歌手もどきが数多くいるが、どの曲もみんな同じようにしか聞こえない。それにひきかえ、ジョー山中さんの歌は、黒人の方達の悲しみ、苦しみ、怒り、喜び、本来のブルースを歌っている。今、価値観の転倒時代だが、本物は後世に残る。ジョー山中、本物のアーティストである。
人間コク宝
大槻ケンヂ氏も影響を受けたと公言する圧倒的に独特の文体。エロ本、週刊誌、プロレス雑誌、音楽雑誌など様々な、しかも読者層が重ならないようなところでも読めば「吉田豪の書いたものだ」とすぐ分わかる、そしてそのどれもが面白いという不思議なものです。
そして対象へのスタンス。褒めてるのか貶してるのかわからない、敵なのか味方なのかわからない、あくまで傍観者な立ち位置。
そして注釈。取材対象が「自分より知っている」と言ってしまう過剰な知識。
定価で売っているうちに買いましょう。後悔はしません。
卍<まんじまい>舞2 妖艶三女濡れ絵巻 [DVD]
麻倉未稀さんのヌード目当てで購入したのですが、少ししかありませんでした。
武田久美子さんのヌードはたくさんありました。画像が悪いです。
ファン以外は買う価値なしです。
探偵物語 デジタル・リマスター版 [DVD]
当時の友だちが薬師丸ファンでいっしょに映画館へ見に行った。ちょうど高校入試が終わった時だったかな?
完全にハマったね!大学の印象はこの映画で決まったよ。学生プロレスか〜。当時の映画館は一度入ったら
何回でも見れたので、一度目は3回見て、二度目に映画館へ行った時は第1回目から最終回まで「ずっと」
映画館で過ごした記憶がある。懐かしいね。