映画「カイジ 人生逆転ゲーム」 オリジナル・サウンドトラック
映画観てきました!
映画で使われていた音楽がぜんぶ詰まったいいサントラだと思います。
対決のシーンで流れていた
ハラハラするような音楽が印象的。
ボリュームがあって聴きごたえがありました。
CからはじまるABC
結論から言うとフラれて女々しい気持ちになったことのある男は全員買うべき。
そうゆう経験がないモテ男はモテないこのバンドメンバーに対して謝罪の意を込めて購入してほしい。
タイトルにもなっている一曲目「Cから始まるABC」は日本テレビ深夜アニメ、カイジのエンディングとして起用され話題となった。YouTubeでは三日で10万再生。たぶん。
曲中の「あの子は彼氏候補の男とグループでスノボに行った」のくだりは、
エセ童貞野郎には書けない素晴らしい詩だと思っています。
他の三曲ももてない童貞野郎、不器用で損ばっかりしてるやつらのための応援歌的なナンバーである。
ぜひ自分の耳で確かめていただきたい。
ブルーハーツ、ゴーイングステディ、銀杏ボーイズ、日本語パンクが好きな人にもオススメします。
カイジ 人生逆転ゲーム 豪華版 (限定生産) [DVD]
鉄骨渡りで原作であった予選が丸々カットされてたから、ゼッケン付ける必要ないと思うが。予選丸々カットだから「俺は押さないんだ…」とか「お前も押すなぁ!」等再現して欲しかったシーンがカットされてたのは本当に残念だった。 3回ぐらいに分けて原作を完全再現して欲しかった。これ観た後にアニメ版観たがそっちはほぼ完全移植なのでアニメ版をオススメします。
アカギ (21) (近代麻雀コミックス)
内容は鷲巣麻雀最終戦南1局の戦いです。
本巻の見所はついに金が尽きた鷲巣がその代償としてアカギ同様血で精算する状況に立たされた事です。まあこの展開を見てこの長い戦いの結末がだいたい把握出来るようになりました。とは言えそれまで後何年かかるのか・・・。内容は決して悪くないのだが考えてみれば平成9年から鷲巣麻雀始まったわけだしもう10年以上続いてることになるからやはりもう少し展開を早くしてほしいのは言うまでもない。
カイジ 人生逆転ゲーム [Blu-ray]
映画としてよくまとまってるし、飽きずに最後まで楽しめる娯楽篇になってます。
もともと、漫画の世界ではカイジのほうが「ライアーゲーム」より先に存在していたのに、
フジの「ライアーゲーム」がヒットしたので原典ともいえるカイジにスポットがあたり
映画化に至ったのは「スターウォーズ」が注目されて「フラッシュゴードン」が映画化になる
みたいなものでしょうか(笑)。
なので遠藤が女性になって、ラブものとまではいかないけどそれなりにオシャレな構成になり、
またホリプロが出資して作ってる映画だけに、主人公はリーダー格のヒーローとして描かれていて、
原作のような泥沼、骨肉の争いという禍々しさは一掃されてしまっています。
これを良いと思うかどうかは原作の映像化を期待するか、それとも映画なりの料理法を
期待するかで違ってきますが、今回に限って言えば、これもありかなという感じです。
しかし実写映画は漫画よりもある意味、リアリズムを描きこむ必要があるので、例えば
最後のゲームでも、もともと会社側が用意したカードにマーキングがあるのではという、
観客が誰でも想像するところを、ちゃんとそんなものはないと否定しておいたほうが、
その後のイカサマと心理戦のサスペンスも盛り上がると思います。
平均台はもっと風がびゅんびゅん吹いているべきでしょう。
ここはブルーレイで大画面で観ると、いかにもアフターエフェクツ使って合成したなーって感じの
画になっててちょっと興ざめです。カイジがヒーローとして描かれている以上、原作のように、
前の奴を突き飛ばすか否かで揺れることはないわけで、ここはもうちょっと別のアイディアが
必要だったんじゃないでしょうか。
原作読んでた私は、このシーンはまずまずの長さだと思いましたが、読んでいない友人は
「長い」と言ってました(笑)。原作の平均台のくだりの長さはあんなものじゃないのにね。
カイジが、ベンツのマークをもぎ取るのが趣味のクズ男じゃないので、もうちょっと別の
バックグラウンドを用意してもよかったんじゃないかな。落ちぶれてるけど、本来は
勇気ある青年だったみたいな。続編がほのめかされてますが、これはこれ一作だけでもいいような
気がします。また別のカイジも映像で観てみたいですけどね。