映画篇 (集英社文庫)
発売後、書店にて手に取り、第1章をチラッと読んでみました。
するとどんどん話に引き込まれていくので、
「これは買わないともったいない!」と思い購入しました。
その私を惹きつけた第1章は男友達の物語ですが
とっても切なくて、切なくて久しぶりに読書で涙が流れました。
すぐに感動したり熱くなったりした若い頃と違って
どんどん感動する機会が減っていっているなぁ、と思うのですが
作者の物語はどれも心に響き、しばらくその余韻が続きます。
心の中に暖かい力を湧き上がらせてくれるような物語を
作り続ける作者には、これからも良い作品を作り続けて頂きたいです。
今度は初のドラマ脚本だそうですが、これもまた楽しみです。
太陽が知っている【HDニューマスター版】 [DVD]
ロミー・シュナイダーファンは必見。
話は、登場人物が絞られたひと夏の心理劇、サスペンス。
60年代のスタイリッシュなロミーの美しさが蘇ります。
そしてこの映画の後半…
アラン・ドロンファンの方には申し訳ありませんが
完全にロミーのもの。
表情、動き、瞳の色がふと曇る瞬間…
気の遠くなるような将来の長い苦しみを
深く表現しています。ロミーの演技の確かさを感じます。
さらに、ジェーン・バーキンの若々しいけど
陰のある不思議な魅力をたたえた姿も。
大人の雰囲気(ロミー)と若さ(ジェーン)の対比も
この映画の見どころかと。
ロミーファンの自分にとっては
星5つですが、そうでない方は
展開に物足りなさを感じるかもと思い
4つにしました。
願わくば「夕なぎ」はじめロミーのDVDが
数多く発売・再発売しますように。
太陽のメロディー
前から思っていたのですが、今井さんの透明感かつ優しさのある声にはすごく癒やされます。今回このコラボレーションでも素晴らしい歌声を聴かせてくれました。アコギは小渕さん、エレキを弾くのは布袋さんかな? 元気を取り戻させてくれる曲だと思います。
太陽がいっぱい 最新デジタル・リマスター版 (Blu-ray)
この作品は以前DVDで購入していましたが、昨年午前10時の映画祭においてスクリーンで鑑賞後は、やはりブルーレイ版でも欲しいなと思っていました。それがやっと発売になるのでとても嬉しく思います。
作品的にもアランドロンの若い頃の演技が堪能出来ますし、マットデイモン主演でリメイクした作品と改めて比べて鑑賞するのも面白いかと思います。まあ個人的にはアランドロンの方が圧倒的に演技が素晴らしいのですが。
ともかくBD版ではどのくらいDVD版と違うのか楽しみです!
Young Love
長いcareerを誇るSuothern All Starsの中でも特に感銘を受けたalbumです。当時のcommercialとtie-upさせたhit曲網羅型のoriginal albumが一時期抜群に成功していた時期に、「ちょっと待て!!」と時代の流れに埋もれ掛けていた旧型の存在群の中でも、本albumを聴き彼らの存在はやはり偉大だったと強烈な印象がありました。今聴き返しても、やはり独特なサザンtasteは健在で、ツウではない拙者には批評は難しいですが、厳しい自分のCDラックには今も健在です。僕は正直、サザンが多少苦手だったのですが、このalbumを聴き、洋楽が支配する中で日本の大切な部分も上手にmixできる彼らの楽曲群に評価が上がりました。サイコーです。♪太陽は罪な奴~