スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
面白そうなタイトル(キャッチ)だったので購入。
皆さんがレビューにあるとおり経済学を学んだ人にはおそらく物足りない内容でしょう。
こういうキャッチで学ぶ意欲を掻き立てるきっかけを作るというアプローチはいいのではないかと思います。
個人的にはもう少し掘り下げて欲しかったが、入門編としてはまずまずじゃないかな。
ラテに感謝! How Starbucks Saved My Life―転落エリートの私を救った世界最高の仕事
年齢や人種や性別に関係なく、人と接する上での必要な心得が詰まっており、またいつか読み返したい一冊です。
ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業
現在グローバルな規模で起こっている競争がもたらす結果としての同質化=コモディティ化が
なぜ起こりそれから脱出するにはどうした良いかのヒントが得られる一冊である。
リーマンショックを踏まえて、前書きで書かれた「豊かな時代は終わった。豊かでなくなったからではなく
豊かさが私たちの憧れとしての地位を失ったからだ」という指摘は鋭い。
マーケティングは企業の機能の中で唯一「ビジネスと人間が出会う場」として機能を持つと教えている著者は
母親でもあり、妻でもあり、教師でもある人間として深い洞察力を持っている。
真面目なマーケッターが調査をおこない欠点をカバーしようとすればするほど同質化してしうという分析には
おもわず唸らされる。
脱出法のヒントはアイディアブランドであり、それは無駄な府価値を排除したリバースブランド・
ブレイクアウェイブランド・ホスタイルブランドの3つが絶妙にミックスされたものでありグーグルやイケア、ハーレーなどが成功例として紹介されている。
この本を読むとブランドも生物でありその人生観や生き方が人の心をつかむために不可欠だと感じることができる。