頂きはどこにある?
「チーズはどこへ消えた?」と同じ、自己啓発本である。
ある物語を知人に語るという構成も変わらない。
その点で少し自己模倣の感がある。
もちろん、メインは物語である。
人生山あり谷ありだが、それをどう乗り越えるかは
あなたの心の持ち方・行動次第ですよ、というお話だ。
いくつかのキーとなる文章が1ページを使って太字で示されるので、
(これも「チーズ」と同じ)
それが著者の言いたいことであり、読者が目を留めるべきところ。
その言葉にピンとくるものがあれば、本書を読んだ甲斐がある。
が、最初に指摘した点で「チーズ」を読んだ方は既視感を覚えるだろうから、
もう少し別の形の啓発本がよいかもしれない。
キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)
制作者の意図から外れた和訳をして欲しくないですね。
ヒットガールの登場セリフは劇場公開時の「クサレマ〇コ」が正解だと思います。
吹き替えの「バカ野郎」では観る者に与えるインパクトに差があり過ぎると思います。
このセリフに不快感を覚えるクサレマ〇コ共は観ないほうがいいですよ。念のため。
Who Moved My Cheese?: An Amazing Way to Deal with Change in Your Work and in Your Life
短いストーリーだからこそ、さまざまなメッセージが受けとれる深い本です。
2ひきのねずみと2人の小人と 繰り広げられる ”チーズ探しの旅”で、
自分に 本当に大切なものが 見えてきます。ストーリーは いつもそこにあるべきだったチーズがなくなってから 試練が始まります。変化に敏感なスニッフ、本能に素直に行動するスカリー、まだどこかにチーズがあるのでは?と留まるヘム、悩みながらも 一生懸命に考えながら進もうとするホー、と4つのキャラクターの誰にあなたは似ていますか?
人生の中で、変化に挑み、変われる勇気って時には 大切って思いました。
少なくとも 一歩踏み出すことで 何かが 見えてくるわけで 何かが変わるんじゃないかと・・・。 英語は初中級ぐらいのレベルで 読めると思います。
ホーが壁に書くBeliefsは、まさに人生のバイブル!
チーズはどこへ消えた?
明治時代くらいに田舎のランプ店でランプをずっと売り続けていた男が、
やがて電灯の登場でランプが必要とされなくなってきて、最後には意を決して
自分の店のランプを叩き割って全て捨ててしまう・・
そういうストーリーが日本にもあります。
男は店を本屋に変えてその余生を幸せに暮らした・・というのがオチです。
著作権は切れているので「おじいさんのランプ」で調べると
ネットで無償で読むことも出来ます。
チーズはどこへ消えた?はそれに良く似た話です。
要はこの本の物語を一言で表すなら
「先行きの無いことにいつまでもしがみ付かず、新しい一歩を踏み出せ!」
です。買って良かったかどうか、といえば良かったと思いますが、
今更そういうことを言われなくても深く心に刻まれている!という人には不要な本です。
私はそういうイメージがまだ薄かったので人生に生きしるべを与える本として役立ちました。
ホワイトスペース戦略 ビジネスモデルの<空白>をねらえ
破壊的な脅威をもたらすのは、新しいテクノロジーではなく、
新しいビジネスモデルだ。
破壊的イノベーションとビジネスモデル・イノベーションは表裏一体。
インサイトを理解し、内なるホワイトスペースへ果敢に挑まなければならない。
この本でホワイトスペースに対する恐怖心を和らげたい。
イノベーションのジレンマに陥らないための気付きとなる一冊。
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき