歌舞伎名作撰 野田版 研辰の討たれ [DVD]
・「野田ファン」にも「歌舞伎ファン」にも、それなりに楽しめる作品です。
・ただ、私は「野田ファンでかつ歌舞伎ファン」なので、期待が大きすぎたのか、あまり楽しめなかった。「メタ歌舞伎」的な、根源的な仕掛けがあるのかといえば、そうではない。
・やはりどうしても「現代に書かれた歌舞伎」というと、三島由紀夫と比較してしまいますしね。
・「歌舞伎は見たことがないけれど、興味はある」という、超初心者には勧めたいです。
・これを見て、その次に遠之助のスーパー歌舞伎を見て、それから本当の歌舞伎を見る、という段階を踏むと、一番良い形で歌舞伎に親しめると思いますよ。
江戸のセンス -職人の遊びと洒落心 (集英社新書)
主著者を存じ上げなかったので読後感ですが、「センス」と「扇子」
を掛けていらっしゃったんですね。もっとも、「掛詞」、「見立て」は
日本の文化・習俗によく見られる(駄)洒落のひとつだと思いますが。
美大に進学した、知り合いの子どもの参考に、と思って読みました。
扇子というカンバスの特徴を生かしたデザイン(配置)は、ある意味
日本美術に共通なことであり、目新しい意見ではありませんでしたが、
道具の使い方や、色の出し方など、成程ね、って言う説明はありました。
ただ、絵柄については、カラー図版があると良かったです。
現時点で日本美術に感心のない方にも是非、導入として読んでいただき
たい本ではあります。
KANKURO V FINAL~五代目 中村勘九郎 最後の「連獅子」~ [DVD]
歌舞伎はあまり詳しくないのですが、2010年11月に勘三郎(勘九郎)・勘太郎・七之助の連獅子を見て感動し、購入しました。
私が見た公演からは数年前の公演映像なので、演技は今のほうがいいかもしれませんが、DVDの内容も非常にすばらしかったです。
また、インタビューや楽屋裏の映像もあり、狂言師から獅子の精への早変わり場面も写っているので、実際に舞台では見れない部分が見れるという楽しみもありました。
次は是非親子3人での連獅子もDVD化してほしいです!
アイーダ AIDA - DVD決定盤オペラ名作鑑賞シリーズ 1 (DVD2枚付きケース入り) ヴェルディ作曲
家族で鑑賞するために購入しました。
オペラについて詳しくなくても、ガイドブックがついているので大変興味深く
参考にしながら鑑賞しました。
とても良かったです。繰り返し鑑賞したいと思える作品です。