ダーリンは外国人(2)
「国際結婚の理想と現実」とかそんな大げさなものではなく、
生まれ育った環境の違う2人がそれぞれの価値観を認め合って暮らすことは新鮮で面白く、
時に深く考えさせられるものだなーと感じた一冊。
日本の色々なシステム(行政)が如何に現実に対応していないかということも分かります。
結婚願望のない私でも「同じことを自分とは違う角度で捕らえられるパートナー」の存在をちょっと羨ましく感じました。
ダーリンは外国人―外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。
タイトルに反して、このマンガ・エッセイでは夫とのカルチャー・ギャップがメインではなく、「夫がどういう習慣・性格を持った人間か」「そんな夫とうまく付き合うには」という、夫オリエンテッドな話が多い。「外国人の夫がどうこう」ではなく、「夫がどうこう」という話が殆どなのだ。だから、作者がどれだけ夫のことを愛しているか、ということが感じられる話が多い。内容の薄さに関わらずファンが多い秘密は、そのへんにあるのではなかろうか。
ダーリンは外国人 with BABY
心を和ませてくれる、さおり&トニーコンビが綴る「ダーリンは外国人」シリーズに新しい仲間が加わった。2人のもとにめでたく子供(トニーニョ)が誕生した。
今回は、妊娠から出産、そしてトニーニョが歩きだすまでのお話し。いつも同様トニーの天然ボケに笑いつつ、涙ぐましい子育て日記の中に本シリーズの中で今まで無かった新たな面を見た感じがします。本シリーズの続編として、トニーニョの成長編も読んでみたい。
ダーリンは外国人 [DVD]
日頃日本人が当たり前に思っていることを論理的に理解しようとするダーリンの意表を突く言動がクスッと笑える漫画が原作。さらに原作にないフィクションを加え、1本筋の通った映画に仕立て上げた苦労は評価したい。
しかし、原作の漫画を読んで実写版を観たいと思う程の映像喚起力があるかというと疑問。結果として、完成した映画もほのぼのとした味わいはあるが、普通の出来、というのが正直な感想だ。悪くはないけれども、、、