Final Crisis
中盤までテンションがもたついた感じもありましたが、後半再び敵に捕らえられていたバットマンが出てきてダークサイドと対峙したと思ったら・・目を疑う光景が!なかなか衝撃的な展開でした。
キック・アス (ShoPro Books)
付属の小冊子にも記されていますが、作者のマーク・ミラーは幼少期に読んだアメコミ界の不朽の名作「バットマン:イヤーワン」からこの作品創造のインスピレーションを得ています。
インスピレーションを得ているとはいえ、両親が強盗に殺されたわけでもなく、幼少期のトラウマを武器にするわけでもなく、特殊な戦闘訓練をつんでいるわけでもないコミックオタクの主人公デヴィッド・リズースキーはバットマンのように恰好良く立ち回ることなどもちろんできません。
武器は天性の体の頑丈さと強運(これは読んでいただければ十分にわかります(笑))優れた身体能力もないので移動は徒歩です。
今回邦訳されたこのコミックスはキック・アスのオリジン(誕生譚)にあたるエピソードとなりますが、これといって主人公に悲劇が襲うわけでもなく、「あーヒーローになりたいなあ……そうだ!!タイツ着て街に繰り出そう!!」となんとも素っ頓狂な誕生をむかえるのです。
せめてコスチュームは自作するだろうと思いきや、コスチュームはeBayで購入した緑のタイツと覆面。
恰好から言動まで全く洗練されていないキック・アスが、ひょんなことから殺し屋の女の子と出会い、成長するのかしないのか。
一時間もしないで読了できるテンポの良い作品ですので、アメコミに苦手意識を持っている方にも大いにおすすめできます。
ダークナイト [DVD]
インセプションで話題になったクリストファーノーラン監督の作品に惚れ込んで早半年。
私はバットマン関連の作品を私は一度も観たことがなかったのですが、観賞後は「さすがノーラン!」と感服しきりでした。
悪役の心理描写をここまで深く抉ってしまっていいの?
犯罪を助長してしまうのではないかと心配してしまうほど、悪役ジョーカーの内面を理解できる。
悪役がヒーローより目立ってしまう作品、いかにもノーランらしい!
バレエ・レッスン・ミュージック/初級編
とてもかわいい曲がいっぱいです!
子どもの頃歌ったり、聴いたことのある曲
ばかりなので、子どもから大人まで、
楽しくレッスンできると思います。
浜辺の歌・花といった日本の曲が、入っているのも嬉しいです。
特撮リボルテック SERIES No.008 バットマン
海洋堂の特撮リボルテックは海外の傑作特撮キャラも次々と導入して来るのが楽しみです。
本作も¥2,000-代の廉価版の可動フィギュアとしては充分に満足が行く出来でした。
個人的にはマントの表現は先月出たギャオスの様に軟質素材が好みなのですが、逆に硬質素材のマントが支えとなって片足立ちで蹴りのポーズが取れる利点も御座いました。
今回の新しい工夫は骨盤〜股関節部が蟹の腹の様に開閉する点が新鮮でした。
動かす時だけ開放し、リボ球の位置を目視・可動後、再び閉じれば目立たなくなる、と言う「動かして遊ぶ」事と「リボ球を目立たなくしてフィギュアとしても鑑賞に堪える仕様にする」と言うコンセプトの両立を目指して工夫・努力をしている点に好感が持てました。
金額を抑えながら購入者を納得させる製品作りは大変な事だと思いますが、このシリーズが長く続く様、願っています。