モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方
最近気になっていたモレスキン。自分は今までもっぱら100円ノート。
かっこいい。雰囲気もいい。オシャレだな。高級感あるな。買ってみようかな。
でも…、同じノートなのにやたら高いな。何がそんなにいいんだろ。
そんな中、本書を見つけました。
気になったので、「モレスキンは他のノートと何が違うのか」を主目的に読み始めました。
しかし、結果は期待外れ。他の方も言うように、「別にモレスキンじゃないとできないことじゃないじゃん」ってのばかり。
しかしながら読み進めると、意外と他の本では出会えなかったような細かいノートの使用法なんかが書いてあったりで、意外と役に立ちました。
吸収できたこともあったので、星4つ。
モディリアーニ 真実の愛 [DVD]
先ず、出て来る名前がモディリアーニ、ピカソ、ユトリロ、ルノワール、ぽろぽろと有名な画人が出て来る、豪華豪華。一般的な家庭の子女のジャンヌとモディリアーニの貫き通した恋愛、恋愛の末に得たもの、無くしたもの・・そんな事を考えさせる幕切れでした。
当時のボヘミアン達の日常、それぞれの絵にかける情熱・プライドそんなものが一人一人少しずつ違って描かれているのが面白いです。そしてカフェでのピカソとモディリアーニの対峙。ピカソの存在が映画全体に凄く効いている。モディリアーニの才能への認めたくない嫉妬・彼を小ばかにしつつも自堕落に落ちるところまで落ちれば、救いの手をイヤミたっぷりに差し出す。中々面白く、芸術家同士らしい微妙な距離感を上手く表現していた。ピカソの奥さんのオルガ役も嵌り。
ボヘミアンの退廃、そして情熱、モディリアーニとジャンヌの生き方は身勝手で様々な人に迷惑をかけたかもしれない。それでもジャンヌは、親の言う事だけを聞いて生きる良い娘を止め彼との愛を貫き通す素晴らしさを知った。(それが倫理的に良い事かどうか別として。)、そしてモディリアーニも愛を知ると同時に作品に魂をこめる事が出来た。こういう遊民的生き方をする人間は刹那に溺れ、永遠を知らないイメージがあるけれど作中の二人は違った・・・。でも好きに生きてきた代償を払うのは誰か・・・?それは彼ら自身。
良い、とか、悪い、という頭の判断ではなく久しぶりに純粋な気持ちで見られた作品でした。(個人的にはこうした生き方は好きではありませんが;)
流れる音楽も作品と合っていて良い。アンディ・ガルシアもこんな役が出来るぐらい年齢を重ねたんだなあ、と一寸感慨深かったりも。
刑事魂 ~ TV刑事ドラマソング・べスト
ジャケットのデザインが好きになれなかったので買うのをためらっていた。でも、いざ買ってみると「大空港のテーマ」や「夜明けの街」などの名曲に出会えて良かった。これでデザインさえ良ければ・・・
発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)
少なくともこの1年間で読んだ発達障害関連の新書のなかでは出色。
最新の症例研究もまじえて、非常に分かりやすく、注目すべき情報や考え方についてコンパクトにまとめてある。 ADHDとアスペルガーの相違点について、この本を読んではじめてよく理解できた。特に大人の発達障害者の低い低い自尊心にはちゃんと遺伝的な理由があった(報酬系の未熟性)という説明は目からウロコであり、分かりやすかった。“チャウセスクの子供たち”の症例のような、これまでの発達障害の常識を覆すような話は興味深かった。
発達障害本によくある、「アスペルガーって風変わりな天才!」みたいな、非現実的でもって役立たずな主張はほとんど見当たらないかわりに、見逃されがちな大人の女性の軽度発達障害についてページを割いて述べられている。
そして今や発達障害者を救うことは、精神医療の課題というだけではなく、日本の社会全体のの課題なのだと著者は主張する。ニートと呼ばれる若者の8割近くが軽度の発達障害ではないかと指摘し、彼らニートはあるべき居場所から転落すると容易にひきこもり化し、脳のつくりから簡単に依存傾向を帯びて、それがますますひきこもりを頑迷化・長期化させる。
実際に日々、臨床に当たっている精神科医(しかも当事者)の書いた1冊ですから、事情に通じていて、 当事者が抱えがちな悩みについて、懇切丁寧に回答してある印象を受けた。
めぞん一刻 テーマソングベスト
映画のテーマ曲まで入っていることに感動しました。
全体的には80年代の音楽でしょうかバブリーな感じが懐かくて良かったです。自分もこのころの音楽を聞いて成長したんだなあと実感しました。オープニングテーマが玉置浩二作曲というのがびっくりでした。
歌詞も泣けました。子供が見てたアニメにしてはもとが青年誌の漫画であったり、内容や設定が大人っぽかったり、最近とは傾向が違うのだなあと思いました。