《ROCK STANDARD》トリビュート・トゥ・ブライアン・ウィルソン [DVD]
ブライアン・ウィルソンの楽曲を様々なアーティストがカヴァーするイベント映像作品には過去に「オールスター・トリヴュート・トゥ・ブライアン・ウィルソン」があるが、そちらはブライアンのブレインであるデイヴィッド・リーフがきめ細かく演出しており、参加アーティストの豪華さは勿論、ファンが望むような選曲と演奏解釈に、参加者が完璧に応えるという、「凝縮的」「感動的」な色合いが強かった。
したがって、同種のイベント映像である本作はそれには及ばないだろうと高を括っていたが、非常に面白かったのでビックリした。
ブライアンのために企画された前イベントとは違い、毎年こういうイベントがあって今年の対象がブライアンだった、という違いが顕著に出ていて、観客はディナーテーブルで歓談しながらで、演奏はその余興というくらいカジュアルなもの。参加アーティストも明らかにブライアン崇拝度に濃淡がクッキリ。このままだと、求心力もない散漫なものになるそうだが、そうでもない。
かなり参加アーティストの嗜好による大胆な解釈が、むしろ新鮮な刺激を楽曲にあたえ、ブライアンの音楽性が様々な方向に拡散する素晴らしい瞬間を随所に味わう事が出来る。白眉は「Surf's Up」のリードヴォーカルの部分を強烈なタッチのリードギターで置換してしまったジェフ・ベックの名演だろうが、EW&Fやダーレーン・ラヴなどのブラック系アーティストとカリフォルニア・ポップスの邂逅、レッチリやリッチー・サンボラらによるハードロック
的解釈など、見所は満点。
最後に満を持して登場のブライアン本人、そしてバックバンドも今まで以上に溌剌としていて、緻密さばかりが評価される彼らが、むじろワイルドに奔放な明るさを振りまく様も珍しい。
ブライアン・ウィルソンのファンは勿論速攻で買い、だが、もっと多くの音楽好きに聴いてもらいたい、そんな思いに駆られる素晴らしい作品だ。
ザック・エフロンinダービースタリオン [DVD]
まずザック・エフロンファンには見ておきたい作品かと思います。ハイスクールミュージカルやヘアスプレーでのミュージカル映画の色が強いザックも、ここではごくごく素朴な15歳の少年を演じ、その中でも爽やかさは健在です。
彼が唯一心通わす、かつては優秀だった障害競馬の旗手だった農場を営む黒人ヒューストンとの出会いにより、ダービーカップへの出場を決意し、夢や希望に満ち溢れ大人へと成長していく彼の姿、それを支援していく友人や家族愛も描かれ、ほのぼのとまた切ないストーリーでもあります。
誰にでもそんな年の頃、こんな雰囲気はあったんじゃないかな‥と、どことなく懐かしさもある作品でした。
ベスト・オブ・アップル
ラブ・レターズ・フロム・レノン&マッカートニーに続いて購入しました。私による同CDのレビューで言及したメリー・ホプキン他の曲が収録されたCDとは本作です。純粋に楽曲の良さとの観点から星3つとしましたが、これも非常に楽しめる作品です。
聴きどころはレノン&マッカートニーおよびジョージ・ハリスン作の楽曲と思いますが個人的にはKing of Fuh、Govinda、We're on Our Wayが気に入っています。
これも購入して損はないCDと言えます、ラブ・レターズ〜と併せて聴かれることをお薦めします。RevolverのNorthern Songs(邦題”愛なき世界/ノーザン・ソングス”)をも揃えるならばなおさらよろしいかと。
ピアノ・ソングス
さすがピアノは楽器の王様と言われるだけのことはある。
最初はBruce HornsbyのWay it isが欲しくて買いましたが、他の曲も当たりでした。
たとえROCKやHIPHOPやJAZZやTECHNOなどのジャンルが好きな人でも、このCDを買って損することは無いです。
このCDはピアノが好きになります
あと気付いたことは、ピアノソングはバイオリンと組み合わせることが結構多いなぁと思いました。
HIPHOPもピアノを使った曲が多いから、ピアノソングスのHIPHOPバージョンを出して欲しい!