The ART of AVATAR ジェームズ・キャメロン『アバター』の世界 (ShoPro Books)
・本文約110ページ
・収録図像約220点…粘土模型写真含む
冒頭の宇宙船からシャトル、ヘルズゲート、バイオラボ、サイト26、AMPスーツやドラゴン・サムスン、ナヴィとその習俗、ホームツリー、ハレルヤマウンテン、ストーンアーチと魂の樹、パンドラの動植物たち…と映画全体の主要部分をカバーしている。バイオラボの「アバターの羊水タンクは(中略)最も難しい装置であった」と意外な記述があり、さらにリンクマシーンも大きく取り上げている。
見開きの風景画の数々は心奪われる。ナヴィの初期デザインは違和感たっぷり。ネイティリやサナターなどキャメロン自身のスケッチやメモが10点以上というのが嬉しい。デザイナーたちを「もっとできるはずだ」と追い込むキャメロン。シャトルのエンジンを取り付けるボルトの種類を聞くキャメロン。「彼にとって意味をなす世界が創造されていなければ、たとえそのデザインがどんなにクールに見えてもしょうがないんだよ」と言われるキャメロン。凄い。
ピーター・ジャクソンの序文は最高だ。並みの映画に見られる「不信の一時保留(虚構への参加)」という作り手と観客との共犯関係を指摘したうえで、「だが」時にそんなものを必要としない凄い映画が現れると説く。一生記憶に残る、観た人の人生を変えうる映画が。キャメロンと『アバター』がなぜ特別なのか見事に書いていて感動した。
ジョン・ランドーの前書は、困難だが価値あるプロジェクトをいかに実現するかというまさにプロデューサーらしい内容。自分はイメージを創造する技術を持たない、自分の役割は相談役だと明言しつつ、映画体験の可能性を広げ新しい世界を開こうとする。これまた『アバター』の凄さがよくわかる。
ヘルズゲートの管制室やアバターの野営所も見たかったが些細なことだ。『アバター公式完全ガイド』(イースト・プレス)と補完しあう形で読めば一層良い。心の底から星五つ。
エイリアン2 [Blu-ray]
高価なBOXを買わずに待ってて良かったです。
個人的にはジェームス・キャメロンのエイリアンが一番好き。今までVHS、LD、DVDと所有してましたがやっとBlu-rayも手元に置けます。
仕様も問題ないみたいなので今から発売日が待ち遠しいですね。
アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション(本編3種収録)(初回生産限定3枚組) [Blu-ray]
楽しみにしていた商品が来て、すぐ再生したら………
全く反応しません。
画面には『ハードのバージョンアップが必要です』と表示されました。
直ぐにSHARP(BD AV-10使用)に電話したら、無料でバージョンアップデート用のCDを送ってもらい、無事に再生出来ました。
皆さんも焦らず電話してみて下さい。
でも今後、このような手間はないようにメーカーさんも考えてほしいです。
キリストの棺 世界を震撼させた新発見の全貌
内容は、考古学の発掘ドキュメンタリーであり、大胆な推論。
論文ではないが、なにやら、考古学的・科学的根拠もありそう。
確率統計については、専門家の客観的な意見をきいてみたい。
[「イエス」「ヨセフ」「マリア」が1世紀のエルサレムでありきたりの名前だったとしても、
これらの名前が偶然に組み合わさる確率は限りなくゼロにちかくなる。本文P133]らしい。
それが、すでに、見つかっていたというのだから、驚きだ。
ナイト&デイ (エキサイティング・バージョン)ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]
トム・クルーズ&キャメロン・ディアスの共演作品。
永久電源を発明した青年とそのボディガードの男。
そして、永久電池を盗み出したボディ・ガードの男と偶然にも同じ飛行機に乗り合わせた女。
男はスパイで政府機関や武器商人に狙われていた。女は巻き沿いで男と行動を共にせねばならなくなる。
冒頭での飛行機の緊急着陸から舞台はアルプスに行くわ、スペインに行くわ、南の島へとバカンスに行くわ(笑)で、正に世界を股にかける次第です。
女もしくは男のほうが気を失っているときに相方の活躍で勝手に話が進んでしまう場面が多々あり、
「手抜き」と紙一重(笑)。
女のほうが序盤のひ弱な印象から、段々と行動的&大胆になっていく様がポイント!