ラン・ローラ・ラン
保育園で「逃走中」のタイトルで競技をしたのですが、どうもしっくりくるBGMがなく、このサントラを探していました。臨場感溢れる曲調で、子ども達も喜んで参加していました。選んで良かったです。
くまのローラ (世界傑作童話シリーズ)
この本はお子さん向けの本ですが、大人が読んでも心が安らぐおなはしです。ふと子供のころを思い出して、ローラみたいなくまのぬいぐるみが欲しいなって思ったことを思い出させてくれます。忘れていた心の扉をくまのローラがノックして、楽しかったことや忘れかけていたいろいろなことを思い出させてくれます。
また、挿し絵のローラの表情がとても豊かで楽しさをひきたててくれます。お子さんももちろん、OLの方々にも読んでいただきたい1冊です。
わが家への道―ローラの旅日記―ローラ物語〈5〉 (岩波少年文庫)
この本は「大草原の小さな家」シリーズの最終巻に当たる本です。
ローラ・インガルスとアルマンゾ・ワイルダーが結婚してローズが生まれ、アルマンゾの理想とする農場を目指して両親の家(サウス・ダコダ州)からミズーリ州のマンスフィールドまで約1カ月半(1000キロ)の幌馬車での旅をほぼ毎日記録した日記です。
開拓農民の逞しさ、忍耐強さ、ユーモア等が当時の写真と共にまとめられてあります。
この本は日記なのでドラマ性は殆どありませんので、「大草原の小さな家」のシリーズを最初から順番に読んだ後にこの本に取り掛かるか、最初に読んでからシリーズを読み始めるかは皆さんの好み次第。
私はシリーズを最初から順番に読んでみました。「大きな森の小さな家」が第1巻で全10巻になります。
評価はローラ・インガルスのストーリー作りは日記の為に全くと言っていいほど無いので星4にしましたが、ノンフィクションが好きな人は星5つでも良いと思います。
ラン・ローラ・ラン [DVD]
以前友達からVHSで借りてファンになった映画。廉価版の当DVDは気軽に購入できる値段の上、日本語音声までついて、実にお得な買い物ができました。
お洒落でポップでアイデア満載だけど、決して難解ではないし行き過ぎたハイセンスでもない作品。「映画好きの人が絶賛しているので自分も(面白さは感じないけど)理解しなければ・・・」なんて映画は多々ありますが、そんなコアな映画ではなく、誰でも楽しめる内容だと思います。ストーリー中に無数の伏線が張られており、何度観ても飽きないのも本作の特徴でしょう。バイオレンスも含まれてはいますが下地は喜劇なので、暗さを感じさせないところも好きですね。マニの恋人に対してのわがままに胸を突かれるところもあるけど、愛のために赤い髪をなびかせて走るローラは実に純真、観賞後はさわやかな気分に包まれます。
とても優れた映画なのに、本作の知名度は低いようですね。でも「面白い映画知らない?」と聞かれた際に使えるカードとして、この程度のマイナー加減の方が好ましいのかも。
ラン・ローラ・ラン―シナリオ&インタビューブック
いろんな要素のいっぱいつまった映画「ラン・ローラ・ラン」。一度観ただけでは とてもその仕掛け全部を把握することはできません。あまつさえ百回観てもわからないところも あります。 そんな「ラン・ローラ・ラン」の人物設定(かなり細かい、さすがにこういったことが 映画に奥行きを与えています)、場面解説(日本人にはわかりにくいドイツの様子など)は 理解の助けになると同時にこの映画もますます好きになります。