読むだけですっきりわかる日本史 (宝島社文庫)
中学レベルの日本史の知識が網羅されている本です。
読みやすく分かりやすい。
中学生から読めるでしょう。
高校受験のための講義か何かがベースになっていると思われます。
語り口が親しみやすいのにも好感が持てます。
しかし、この本で基礎的知識を身に付けたら、高校レベルの日本史へと段階を進めていくべきだと思います。
なお蛇足ながら、67ページでの軍隊を持たない国は日本だけだという記述に抗議をしておられるレビュアーの方がいますが、この記述に問題があるとすれば、自衛隊が軍隊であることを無視している、つまり、いかにも中学生向けの当たり障りのない建前論になっていることでしょう。
日本国憲法は1947年(昭和22年)5月3日に施行されています。
さらに、コスタリカに軍隊はありませんが、武装警察が存在していて、明らかに軍隊の役割を果たしているし、外国の調査機関からも、この武装警察は”軍隊”と認識されています。一時期、非武装中立を宣言した政府もありましたが、この国の政府は一貫して親米政権で、南北アメリカの国々の平和と安全保障を目的としたOASにも参加しています。
富井の古典文法をはじめからていねいに―大学受験古文 (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)
スーパー暗記帖とこれを持っていますが圧倒的にこっちのほうがオススメです
理由は
●助動詞の意味の区別の仕方がかなりたくさんのっている(暗記帖にはのっていないのもけっこうあります)
●動詞の活用などから敬語まで幅広く扱っている(ただ敬語は少し内容が薄い気がするので、足りないと感じるひとは吉野敬介の敬語専門の参考書をやってもいいと思います)
●本冊子はかなり文章でぎっしりな感じで、復習が大変そうですが、本冊子の要点をまとめた別冊子があるので復習しやすい。
超訳百人一首 うた恋い。
短編漫画と幕間ページ、お楽しみ四コマで構成されています。
何の気なしにパラパラと読み始めてすっかり引き込まれました。
歌は知れども詠み人プロフは知りません。
従って、キャラクターの性格付けが正確なのか、また、
歴史的に正しい描写をされているかわかりません。
でもそれでいいんじゃないかな。
だって恋の歌だもん(*'ω`*)
だから右脳で考えず、ハートで読む=本質、でオッケー。
短編漫画を読んで、歌に至った心境を思って胸が切なくなりました。
お楽しみ四コマも入っていてお遊び要素満載です。
お勧めの佳作。